【保存版】ロングテールキーワードの選定に使える無料ツール20選
ロングテールキーワードを選定するためのツールは、検索ボリュームや関連キーワード、競合性などを調べることができます。ツールは様々な会社から豊富に提供されています。
ツールが豊富に提供されているため次のような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
- どのツールをどんな場面で使えばいいのかわからない
- 無料ツールだけで十分なのかわからない
本記事では、数あるツールを用途別に分類して解説します。また、おすすめのツール、有料・無料ツールの違いも解説します。すべのツールを実際に使用し、使いやすさも重視して解説しています。
目次
ロングテールキーワード選定の方法
ツールについて知る前に、ロングテールキーワード選定の方法を理解しなければなりません。方法がわからなければ、各ツールをどの場面で使えばいいのかイメージできないからです。カレーの作り方がわからないのに、調理器具ばかり調べているようなものです。
ロングテールキーワード選定の方法は、以下の3つのStepで行います。詳しくは『SEOではどんなロングテールキーワードの選び方が効果的なのか?』で詳細に解説しています。
- Step1.ビッグワードを選ぶ
- Step2.ミドルキーワード、ロングテールキーワードを選ぶ
- Step3.ロングテールキーワードの候補の検索ボリュームを調べる
まだロングテールキーワード選定の方法を理解されていない方は『SEOではどんなロングテールキーワードの選び方が効果的なのか?』 をご確認ください。
おすすめロングテールキーワード選定のための3つの無料ツール
本記事では20のロングテールキーワード選定のためのツールを紹介しています。多すぎてどれを使えばいいかわからない、1つ1つ試すのが面倒という方のために、おすすめの無料ツールを3つ紹介します。ロングテールキーワード選定の3つのStepを頭においてご覧ください。
キーワード候補の検索ボリュームを調べるツール
まず紹介するのは検索ボリュームを調べるツールです。「Step1.ビッグキーワードを選ぶ」「Step3.ロングテールキーワードの候補の検索ボリュームを調べる」場面で活用します。
つまりビッグキーワード候補を実際に検索されるキーワードなのか確かめる、また数あるロングテールキーワード候補の中からより検索ボリュームのあるキーワードに絞り込むという場面で使用するということです。
Google キーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、キーワード候補や検索ボリュームを調べることができるツールです。Google広告出稿者のために用意されたツールですが、登録さえすれば無料で使うことができます。
検索ボリュームを簡単に調べることができるので、キーワード候補の中から、よりユーザに検索されるキーワードに絞り込む際に活用してください。
キーワード候補を探すツール
次にキーワード候補を探すツールです。「Step2.ミドルキーワード、ロングテールキーワードを選ぶ」場面で活用します。つまりビッグキーワードを元に、ミドルキーワード、ロングテールキーワードの候補を調べる場面です。
Googleサジェスト(オートコンプリート)
Googleサジェストは、ミドルキーワード、ロングテールキーワードの候補を調べることができるツールです。ツールと言ってもGoogleの検索画面で、キーワードを検索するとキーワード候補を表示してくれる機能のことです。
ミドルキーワード、ロングテールキーワード候補は、検索結果画面の下部に8つ表示してくれます。あまり多くのキーワード候補があっても選べない、まずは簡易に調べたいという場合に活用します。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ミドルキーワード、ロングテールキーワードの候補を調べることができるツールです。無料で利用することができ、ID登録をすれば無制限で検索することができます(ID登録しない場合は1日5キーワードまでです)。
キーワード候補を調べる「Step2.ミドルワード、ロングテールキーワードを選ぶ」の場面で使います。
一度に大量のキーワード候補を表示してくれることが特徴です。キーワードによっては数百もの候補が表示されます。表示された候補を一括コピーすることができるので、簡単にすべての候補をGoogleキーワードプランナーに入れ検索ボリュームを調べるという使い方をします。
表示される候補は、Googleサジェスト、Youtubeサジェスト、Googleショッピングサジェストなど検索エンジンや動画サイト、ショッピングサイトの「ユーザーの検索データ」を元にしています。
その他のロングテールキーワード選定のための8つの無料ツール
ロングテールキーワード選定のための無料ツールは他にも多くあります。これらのツールはそれぞれに特徴はありますが、ほとんどすべてのツールは、GoogleやYahoo!などの「ユーザーの検索データ」を元に候補を表示しています。
この仕組みはおすすめのツールで紹介した「ラッコキーワード」と同様です。つまり表示される結果に大きく差はないので、表示される候補の量やインタフェースの見やすさなど、自分が使いやすいものを選んでもらえればと思います。
また、以下に紹介するツールはすべてアカウントの取得なしで使えます。気軽にいくつか試しに使ってみてはいかがでしょう。
キーワード候補を探すツール
おすすめロングテールキーワード選定無料ツールでは、「Googleサジェスト(オートコンプリート)」「ラッコキーワード」を紹介しました。他にも試してみる価値のあるツールを8つ紹介します。
Google Trends
Google Trendsは、Googleのデータを元に検索キーワードのトレンドを表示するツールです。具体的には、入力したキーワードの検索数の一定期間の増減、検索増加傾向にある関連キーワード、関連トピックスなどです。旬なキーワードを掴むことができるのが特徴です。
rurico
ruricoは、マーケティング会社が独自に収集したデータを元に、類似キーワード、検索ボリュームを表示するツールです。「タイトルへの使用状況」という項目もあり、他のツールとは違う視点でキーワードを見ることができます。
グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
グーグルサジェスト キーワード一括DLツールは、その名の通りGoogleサジェストのデータを活用してキーワード候補を表示するツールです。無料での利用の場合、検索は1日1回までとなっています。
Yahoo!キーワードアドバイスツール
Yahoo!キーワードアドバイスツールは、Yahoo!が提供するキーワード調査ツールです。GoogleキーワードプランナーのYahoo!版と考えていただければいいと思います。
OMUSUBI
OMUSUBIは、元となるデータをGoogleやYoutube等を元にキーワード候補を表示するツールです。元データは選択することができます。ビッグキーワードから、ミドルキーワード、ロングテールキーワードのつながりを視覚的にわかりやすく表示しています。
Keywordtool(英語サイト)
Keywordtoolは、GoogleやYoutube等のデータを元にキーワード候補を表示するツールです。元データは選択することができます。無料での利用の場合、かなり候補の表示が少ないです。
Google Autocomplete Keyword Tool(英語サイト)
Google Autocomplete Keyword Tool
Google Autocomplete Keyword Toolは、Googleサジェストのデータを元に候補を表示するツールです。無料での利用の場合、2回までの検索しかできません。
Soovle(英語サイト)
Soovleは、GoogleやYahoo!など複数のデータから表示される候補を、別々に一括表示するという視覚的に特徴のあるツールです。
キーワード候補の検索ボリュームを調べるツール
おすすめロングテールキーワード選定無料ツールでは、「Googleキーワードプランナー」を紹介しました。他にも試してみる価値のあるツールを1つ紹介します。
aramakijake
aramakijakeは、キーワードの検索数、検索順位ごとのアクセス数の予測を表示するツールです。入力したキーワードで検索1位を取るためにはどれくらいのアクセス数が必要なのかわかります。
ロングテールキーワード選定のための関連6ツール
ロングテールキーワード選定のためのツールは、キーワード候補、検索ボリュームを調べる以外にも便利なものが多くあります。ここでは代表的なものを6つ紹介します。
競合サイトのキーワードの検索順位を調べる「検索順位チェッカー」
検索順位チェッカーは、1つのURLに対して5つのキーワードで検索順位を表示するツールです。Google、Yahoo、Bingのそれぞれの検索順位が表示されます。自身のサイトがどのキーワードで何位表示されるのかを調べるときに使います。
ユーザーのニーズを調査する「Yahoo!知恵袋」
Yahoo!知恵袋は、ユーザー同士が知識を教え合うコミュニティサービスです。ユーザーがどんな疑問を持っているのか、どんなキーワードを使っているのかを調べる際に使います。
類語・同義語・共起語を探す3ツール
Weblio類語辞典
Weblio類語辞典は、入力したキーワードから連想される類語を表示するツールです。対義語・反対語もタブ切り替えで表示できます。類語検索ツールの定番と言えます。
連想類語辞典
連想類語辞典は、入力したキーワードから連想される類語を表示するツールです。Weblio類語辞典に比べるとシンプルな作りになっています。
共起語調査ツール(サクラサクラボ)
SEO研究所サクラサクラボが提供する共起語調査ツールは、入力したキーワードと共に使われることが多いキーワードを表示するツールです。アカウント取得が必要な本格的なキーワード調査ツールです。
キーワードの難易度を調べる「rishirikonbu.jp SEO難易度チェックツール」
rishirikonbu.jp SEO難易度チェックツールは、入力したキーワードで検索上位表示をするための難易度をスコア表示するツールです。ロングテールキーワードで検索することもできます。
ロングテールキーワード選定のための有料ツール(無料期間あり)
有料のロングテールキーワード選定のためのツールは、キーワード選定だけでなく、登録したドメインに対して、より最適なSEO対策を提案してくれます。本格的なSEO対策に予算が確保できる場合は検討してみてください。
Keywordmap
Keywordmapは「競合調査の時間を10時間から2分へ」と謳っているように、キーワード選定や競合分析などSEO対策のためのリサーチを行ってくれるサービスです。
キーワードファインダー
キーワードファインダーは、競合分析やキーワードのトレンド、Googleアナリティクス連携したサイト分析を行ってくれるサービスです。
Ahrefs
Ahrefsは、自社サイトのほか競合サイトの被リンク(バックリンク)の調査、上位表示コンテンツの分析を行ってくれるサービスです。
まとめ
本記事では、ロングテールキーワード選定に使える20の無料ツールを紹介してきました。あまり多くのツールを試すのが面倒という方はぜひおすすめの3つのツールから活用してみてはいかがでしょうか。
繰り返しにはなりますが、ツールだけ知っていても役に立ちません。まずは『SEOでロングテールキーワードの選び方を徹底解説』をご覧いただき、選定の方法を学習してください。