インスタで集客ができない理由は?理由と改善方法を徹底解説
- インスタを運用しているけど、全然集客がうまくいかない。
- 競合はインスタでお客さんをたくさん集めているけど、うちは全然集まらない。どうすればいいの?
この記事では、上記のように悩んでいる人に向けて、インスタでの集客がうまくいかない原因と改善方法を徹底解説していきます。
インスタグラムは、若者を中心に流行しているSNSで、写真をメインコンテンツとしているのが特徴。SNS集客との相性もいいため、インスタをうまく運用することで効率的に客足を伸ばせます。
しかし、ほとんどのお店がインスタ集客に失敗しているのが現状。
この記事を読めば、インスタで集客がうまくいかない原因がわかり、読み終えた直後から運用を改善できます。ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
インスタ集客がうまくいかない原因
インスタ集客がうまくいかない原因には様々なものがありますが、以下の4つが該当することがほとんどです。
- ハッシュタグの付け方が適切じゃない
- インスタ運用の目的が不明確
- ユーザーとの距離が遠い
- ユーザーヘアプローチしていない
順番に解説していきます。
原因① ハッシュタグのつけ方が適切じゃない
インスタにおけるハッシュタグは、集客のための最重要要素であるといっても過言ではありません。
ハッシュタグとは、ユーザーが検索をする際に用いるキーワードのことで、キャプション(投稿の文章部分)に最大30個までつけられます。「# 〇〇」のように、キーワードの頭に#をつけて作成します。
なぜこのハッシュタグが重要なのかというと、インスタは拡散能力に乏しいSNSだからです。
ツイッターは、話題のつぶやきはリツイートされて大拡散するもの。一方でインスタにはリツイートに該当する機能がないため、あなたの投稿がユーザーの目に届くよう、工夫しなければいけません。
その工夫こそが、ハッシュタグです。ハッシュタグがないと、インスタから新しいお客様は絶対に生まれません。
今までテキトーにハッシュタグをつけていたという人は、そこを改善するだけで集客力を大きく改善できます。
原因② インスタ運用の目的が不明確
インスタを何のために運用しているのか、聞かれたら即答できるでしょうか。
「集客のため」だと不十分。一口に集客といっても、細かく考えれば以下のような分類ができます。
- お店の存在を認知させ、お客様のメールアドレスを入手する
- フォロワーを増やす
- 実際にお店に来てもらう
- 自社のショッピングサイトに誘導する
そして、目的によって最適な運用方法は変わってきます。逆に考えると、目的をハッキリさせない限り、あなたのインスタ集客が成功することはありません。
たとえば、ショッピングサイトに誘導したいのにも関わらず、サイトのURLがどこにあるのかわかりづらかったり、そもそも何を取り扱っているお店なのかが不明瞭だったりすると、いつまで経っても結果は出ないですよね。
一度原点に帰り、「自分たちは何のためにインスタをしているのか?」と考えてみてください。
原因③ ユーザーとの距離が遠い
ユーザーとの距離感も、インスタ集客において意識してほしいポイント。
インスタのフォロワーは、いわばお店の「ファン」です。ファンとの距離をなるべく近づけることで、お店への親密度を高められます。
それにも関わらず、新商品や新サービスの告知ばかり投稿していると、「なんかお金儲けのことばかり考えているんだな」と思われてしまい、距離は遠のく一方です。
たとえば、従業員のプライベートな投稿もしてみる。商品を利用した、生活に役立つ情報を発信してみるなど。いい意味でビジネスらしくない投稿が、ユーザーと企業の距離を縮めます。
原因④ ユーザーへアプローチしていない
インスタ集客において、受け身の姿勢はNG。自分から積極的にファンを獲得していくという姿勢がとても重要です。
理由は先ほど書いたものと一緒で、インスタが拡散能力に乏しいSNSだからです。
自分の投稿をユーザーに認知してもらうためには、自分の存在をどんどんアピールしていく必要があります。「見つけてもらう」ではなく「見つけさせる」くらいの感覚でアピールするのがちょうどいいです。
具体的には、自社に興味を持ってくれそうなアカウントを探してフォローしたり、投稿にいいねをつけてみたりすること。どんなユーザーでも、自分の投稿に興味を持ってくれるのは嬉しいものです。
「返報性の原理」という心理学用語がありますが、人は何かをされたらお返しをしたくなるもの。ぜひ自分からユーザーにアプローチして、相手の興味を引き出してあげてください。
インスタの集客力を上げるためにできること
それではここから、インスタの集客力を上げるためにすべきことを具体的に解説していきます。
どれもすぐに実践できるものばかり。ぜひ参考にしてみてください。
競合のハッシュタグを分析する
「ハッシュタグが最重要」という話をしましたが、実際にどのように作成すればいいのか、イメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、競合のハッシュタグを分析することです。
自分たちより成果を出している競合のアカウントを探し、ハッシュタグを丁寧にみていきましょう。
自分たちよりはるかに大きな企業のハッシュタグ分析をしても、あまり参考にならないです。同じくらいの規模感だけど、自社よりもインスタ集客を上手に行っているところを選んで分析してくださいね。
3つのキーワードを把握する
デジタルマーケティングの世界では、キーワードは主に3種類に分けられます。
- ビッグキーワード…広義の意味を含むキーワード。服、東京など。
- ミドルキーワード…ビッグキーワードよりもやや狭義なもの。古着、渋谷など。
- スモールキーワード…固有名詞など、限定的なもの。企業名、住所など。
ハッシュタグ選定の肝は、この3種類のキーワードをバランスよく混ぜることです。
ビックキーワードだけだと競合が多すぎるし、スモールだけだとそもそも検索してもらえません。
競合のハッシュタグを分析するときは、「これはどのキーワードに当たるだろうか?」と考えてみてください。
コンテンツに統一性を持たせる
コンテンツに統一性を持たせましょう。特にインスタグラムにおいては、統一性は大変重要な要素になります。
スマホからインスタグラムの投稿ページを見てみましょう。9枚の写真がタイル状に並んでいる光景が目に入るはずです。
もしこの9枚の印象がちぐはぐだったら、それ以上投稿は見てもらえません。
なぜなら、
9枚の写真が作る世界観に惹かれたユーザーだけが、そのお店について知りたいと思うからです。
よく、写真一枚一枚に徹底的にこだわっている人がいますが、写真のクオリティで差別化をするのは大変難しいものです。
一方で統一性は、写真の画角、明るさ、被写体の位置さえ揃えれば作れるものなので、クオリティに固執する必要がありません。
ぜひ統一性を意識して、コンテンツを作ってみてください。
目的に合わせて導線を設計する
前述した通り、インスタ運用の目的を明確にすることが大切です。
そして、目的を洗い出せたら、それに最適化された導線を設計しましょう。
たとえば、実際にお店に来店してもらいたいなら、プロフィールに電話番号やお店のURLを貼っておくなどして、ユーザーが簡単にお店に来れる工夫をしてあげること。また、ビジネスアカウントに切り替えておくのもおすすめです。
目的に合わせて、投稿内容やプロフィールを設計してみてください。
まとめ
ここまで、インスタ集客ができない原因と改善のコツについて解説してきました。
SNSの集客はすぐに結果が出るものではないので、どれだけ地道に運用を継続できたかが勝負を分けます。
また、インスタは、集客との相性がとてもいいツールです。ぜひこの記事を参考にインスタを使いこなし、お客さんを増やしていきましょう。