YouTube収益化済みアカウントの販売がブラックな理由
- YouTubeの収益化済みアカウントが販売しているかどうか知りたい
- YouTubeの収益化済みアカウントのリスクやメリットを知りたい
近年、YouTubeがとても注目されています。多数の動画投稿者たちが競って動画を投稿し、中でもYouTubeで稼ぐ動画投稿者はYouTuberと呼ばれています。YouTuberは年収で数千万円も珍しくありません。
動画を投稿するだけで収益が得られるなら、とても夢がありますよね。そんなYouTubeですが収益化するためには厳しい条件があり、ユーザーにとって高いハードルになっています。
条件をクリアするまでに数ヶ月から半年はかかります。またその間は収益はありません。そこで、すでに収益化済みのアカウントを購入することが考えられます。YouTubeの収益化済みアカウントの購入について、メリットやデメリットを解説します。
目次
YouTubeで収益化済みのアカウント売買はOK?
YouTubeの収益化済みのアカウントが手に入れば、収益化条件をクリアする時間も労力も必要なくなり大きなメリットがあります。一般的に収益化は数ヶ月から半年、それ以上かかるユーザーもいるほどです。
YouTubeの収益化済みアカウントを購入に関するいろいろな情報を紹介します。
YouTubeの規約的にアウト?
YouTubeの収益化済みアカウントの売買について、YouTubeのポリシーでは現在のところ触れられていません。明確に購入を禁止しているわけではなく、YouTubeの収益化済みアカウントの売買は完全に自己責任です。
ユーザーがYouTubeに問い合わせた例もありますが、回答はなかったとのことです。YouTubeとしてもまだスタンスを決めかねているのかもしれません。現在はグレーゾーンと言えます。
しかし、現状はグレーゾーンで黙認しているからと将来、黙認されたままかどうかはわかりません。YouTubeのポリシーは急に変更になることで有名です。禁止や何らかの処置が下るようになる可能性もあります。
販売&購入はグレーゾーン
ネット上にはいくつも、YouTubeの収益化済みアカウントを販売しているサイトがあります。「RMT.club|ゲームアカウント・アイテムの売買フリマサイト」もその1つで、YouTubeの収益化済みアカウントが数万円~数千万円で売買されています。
現在のところ、収益化済みアカウントの停止をされたという話はありません。チャンネルのオーナーが代わるケースは、例えば法人成りなどでも考えられます。一律に禁止するのは難しいのでしょう。
上述したサイトでは他にも「総再生時間4000時間」や「チャンネル登録者数1000人」も販売されています。
どうしても購入するなら自己責任で
YouTubeの収益化済みアカウント購入には大きなリスクがあります。購入したチャンネルの実態がわからないので、売買後にトラブルになるケースもあるでしょう。
YouTubeの収益化条件をクリアする時間も手間も惜しいと購入して、問題やトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
購入するときには、アドセンスアカウントが付属していないものの方がいいでしょう。アドセンスアカウントは運用が極めて厳格だからです。付属しているアドセンスアカウントが停止され、YouTubeのアカウントも巻き添えを食らうケースも考えられます。
いずれにしてもグレーゾーンでありすべて自己責任と承知して、YouTubeの収益化済みアカウントを購入しましょう。
収益化するなら正攻法で
YouTubeで収益化するならやはり、正攻法がおすすめです。なぜなら値段の高いYouTube収益化済みアカウントを購入したところで、そこからあなたがどれくらい稼げるかは未知数です。これまでと動画内容が変われば、チャンネル登録者も離れていきます。
厳しいことを言うようですが、正攻法で収益化条件をクリアできない人が、収益化済みアカウントを購入しても稼げない可能性は高いです。正攻法でノウハウを積み重ねる方がおすすめですよ。
正攻法でYouTube収益化を目指すなら
正攻法でYouTubeの収益化を目指すなら、収益化条件や審査通過に大切なポイントを知っておきましょう。しっかりおさらいして、収益化審査クリアを目指してください。
過去12ヶ月の総再生時間4000時間以上
YouTubeの収益化審査を受けるための条件の1つが「過去12ヶ月間の総再生時間4000時間以上」です。総再生時間4000時間は再生回数に直すと約10万再生です。有名YouTuberなら動画1本分ですが、一般的な動画投稿者にとってはかなり高いハードルです。
チャンネル登録者数1000人以上
次に、収益化審査を受けるために必要な条件は「チャンネル登録者数1000人以上」です。再生時間は1本の動画がヒットすれば達成できる可能性がありますが、チャンネル登録者数はそうもいきません。
視聴者がチャンネル全体に価値を見いださないと、チャンネル登録はしてもらえません。登録者数増加のため継続的に、クオリティの高い動画をアップする努力が必要です。
18歳以上であるとこ
YouTubeの収益化審査ではありませんが、収益化した後の支払い受け取りの条件は18歳以上です。支払いの受け取りにはGoogleアドセンスアカウントを使用します。Googleアドセンスのアカウントは18歳以上でないと作れません。
保護者を代理人に立てることは可能ですから、18歳未満の人は保護者に相談しましょう。
審査にかかる期間
YouTubeの収益化審査の期間は2018年まで1ヶ月ほどかかっていました。しかし今では1週間程度で大半のチャンネルの審査が終わります。審査期間としては1~2週間程度を見込んでおきましょう。
もし審査に落ちたらチェック
もし審査に落ちたら以下の点をチェックして再審査に臨みましょう。再審査は審査に落ちた後、30日後に受けられます。
①再利用されたコンテンツ
審査に落ちるパターンでもっとも多いのが再利用されたコンテンツです。再利用されたコンテンツとは、簡単に言えばコピーコンテンツのことです。
動画の内容やタイトル、サムネイルなどがコピーコンテンツの場合は審査に落ちる可能性があります。オリジナル動画をアップするようにしましょう。
②著作権の侵害
著作権の侵害も収益化審査に落ちる原因の1つです。映像や画像、音楽など著作権違反になっていないかどうか確認しましょう。特に音楽の著作権侵害にYouTubeは厳しく、街角の撮影でバックに音楽が鳴っているだけでNGの場合もあります。
③YouTubeのポリシー違反
アダルト、エログロ、ヘイトなどYouTubeのポリシー違反になる動画は審査に落ちる原因になります。公式ページである「YouTube のチャンネル収益化ポリシー – YouTube ヘルプ」で解説されています。
必ず一度、目を通しておきましょう。Q&Aもありますのでとても読みやすいですよ。
④テキスト・スライドショー動画
あまり知られていませんがじつは、SNSや2ちゃんねるからテキストをコピーしてきただけの動画や、写真のスライドショー動画は審査に落ちる原因になります。他にもゲーム実況や動物の動画も「オリジナリティがない」「どの動画も同じように見える」などの理由で審査に落ちる原因です。
まとめ
YouTubeの収益化済みアカウントは確かに魅力的に見えますよね。購入して明日から動画を投稿するだけで収益化できるのですから。しかし、トラブルが起きても自己責任ですし、YouTubeがこれからどういったスタンスを取るかわかりません。
収益化を目指すなら正攻法がおすすめです。