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SEOに強いデザインと弱いデザインの違いは何なのか?【SEOとデザイン】

更新日:2021年10月5日

Webページ制作を行うときに意識するデザインについて、どういった考え方で取り組むべきか悩む。
今回はそのような方に向けてSEOの観点からサイトのデザインを考察してみようと思います。

  • これからWebサイトを作るけど、デザインの評価ができなくて困っている。
  • おしゃれなデザインでHP作ったのに全然人が集まらない。
  • SEOを含めたデザインの伝え方が分からず、Web制作会社にどのように発注すればよいかわからない。

目次

  • 1 Webサイトデザインには2つの視点がある
    • 1.1 ビジュアルデザインとは
    • 1.2 構造デザインとは
  • 2 SEOに強いデザインと弱いデザインの違いとは?
    • 2.1 SEOに強いデザインの特徴
    • 2.2 SEOに弱いデザインの特徴
    • 2.3 文章:情報提供を軸とした文章が多め
    • 2.4 画像:画像にきちんと意味がある
    • 2.5 ファーストビュー:余計な情報が表示されず、直ぐに目的にたどり着ける
    • 2.6 流入:検索キーワードから流入することが前提に考えられている
    • 2.7 回遊構造:読者がサイト内の巡回をする前提の構造で作られている
    • 2.8 CVR:出口がはっきりしている
  • 3 そもそもWebサイトを作る目的は何だったのか
    • 3.1 ブランディングが目的
    • 3.2 Web集客が目的
  • 4 まとめ

Webサイトデザインには2つの視点がある

結論を示す前に、まず『デザイン』について正しく分類しましょう。

  • Webサイトの見た目を指す『ビジュアルデザイン』
  • Webサイトの構造からみる『構造デザイン』

ビジュアルデザインとは

ビジュアルデザインとは、Webサイトの見た目のことです。
『Webデザイン』という言葉を用いるとき、このビジュアルデザインを指している場合が多いです。

構造デザインとは

構造デザインとは、本来は建築物などの構造を設計する際のデザインのことを指します。
海外ではWebsite Architecture(ウェブサイトアーキテクチャ)と言われていますが、日本語でちょうどよい言葉がないため、弊社では『ビジュアルデザイン』の対比として分かりやすいように『構造デザイン』と呼んでいます。

SEOに強いデザインと弱いデザインの違いとは?

SEOに強いデザインの特徴

ビジュアルデザイン
  • 文章:情報提供を軸とした文章量が多め
  • 画像:画像にきちんと意味がある
  • ファーストビュー:余計な情報が表示されず、直ぐに目的にたどり着ける
構造デザイン
  • 流入:検索キーワードから流入することが前提に考えられている
  • 回遊構造:読者がサイト内の巡回をする前提の構造で作られている
  • CVR:出口がはっきりしている

SEOに弱いデザインの特徴

ビジュアルデザイン
  • 文章:文字が非常に少なく画像が多め
  • 画像:写真などの画像が多い
  • ファーストビュー:とにかくおしゃれ、カッコいいといった印象が優先
構造デザイン
  • 流入:ブランドキーワードが基本
  • 回遊構造:基本的にはツリー構造で回遊は意識していない
  • CVR:設定しないこともある。ブランディングがメイン

SEOに強いデザインについて一つずつ解説していきます。 SEOに弱いデザインは強いデザインの逆だと思ってください。

文章:情報提供を軸とした文章が多め

SEOに強いデザインにするためには、『いかに多くのキーワードで検索エンジンからの流入数を増やせるか』という点がとても大切になるため、必然的に文章量が多くなるのです。

SEOに強いサイトというのは大前提として文字の数(キーワードの数)が多いことが挙げられます。

画像:画像にきちんと意味がある

SEOに特化したブログ記事は、ブログの記事の内容とアイキャッチ画像がマッチしていなければなりません。

また、記事内部に用いられる画像もイメージ画像などの不要な画像は載せるべきではありません。
説明に必要な画像のみを載せるように工夫が必要です。

企業HPなどのSEOについてあまり意識する必要のないサイトについては、画像そのものに意味はない場合も多いですが、企業をイメージさせるブランディング材料として必要となります。

ファーストビュー:余計な情報が表示されず、直ぐに目的にたどり着ける

企業のHPなどではファーストビューに画面いっぱいの画像を持ってきたり、スタイリッシュな画面効果などでビジュアルデザインを行いますが、SEOに特化したブログの場合は、ビジュアルデザインを凝りすぎることはマイナスになることが多いです。

読者はWebサイトを”みたい”のではなく”情報が欲しい”

『SEOに特化したブログ』と『企業HPなどのWebサイト』ではWebサイトを見に来た読者の目的が異なります。

SEOに特化したブログの読者は、文字が読みたいのではなく情報が欲しいのです。

凝ったデザインや画面がチラつくような画面効果は、読者の可読性を落とす原因となる可能性があるため、SEOに特化したブログでは排除するべきです。

しかし、上記のような内容を書くと、『情報がほしいということは、とにかく沢山情報を集約すれば満足するだろう』と多くの人は考えがちです。

そして、超長文で書かれた記事が出来上がります。

これが巷で流行りの長文SEOというものです。

しかし、よく考えてみてください。

情報を伝えるために沢山情報を集約することで、結局読者に文章を読ませていませんか?

このことを理解せず、長文SEOを行えば上位表示ができるという根拠のない情報があふれてしまっています。

DYK that you can rank well with short content, too? Long form content is not always the answer. pic.twitter.com/tpb1D06iiW

— Gary 鯨理/경리 Illyes (@methode) March 9, 2017

上記はGoogleのゲイリー・イリェーシュ氏のツイートです。

ゲイリー・イリェーシュ氏は、

「短いコンテンツでも順位を上げられることを知ってましたか?長文のコンテンツがいつも答えとは限らないのです」(意訳)

とTwitterの中で呟いているように、長文SEOが検索上位を獲得するために必要なことではありません。

とはいえ、長文コンテンツはキーワード含有率が非常に多くなるため、一般的にはSEOに効果的とされていることもまた事実です。

流入:検索キーワードから流入することが前提に考えられている

SEOに特化したブログの場合、検索するキーワードで読者が流入することを前提に設計します。

そのため、記事は読者の悩みや問題を解決する手段を明確に提供し、1題目1記事で完結するスケールの内容を取り扱います。 キーワード選定や、記事構造設計についてしっかりと検討し執筆する必要があります。

回遊構造:読者がサイト内の巡回をする前提の構造で作られている

多くの読者はそのサイトに答えがあることを期待して訪れますが、ブログの所有者にはその答えが何なのか明確にわからない場合もあります。
その様な場合に少しでも読者が満足できるよう、記事の中できちんと他の参考記事も案内してあげたほうが親切です。

これらの作業を内部対策と言いますが、内部対策しっかりされたサイトはSEOの観点から見ても非常に強いWebサイトとなります。

CVR:出口がはっきりしている

CVRはコンバージョンのことです。コンバージョンは簡単に説明すると『お問い合わせ』や『資料請求』のような読者に行ってもらいたい最終的な行動のことです。

SEOを意識したWebサイトを作る場合において、CVRは一番初めに考慮しておくべき内容となります。

そもそもWebサイトを作る目的は何だったのか

Webサイトを作成する目的は主に2つに集約されます。

  • ブランディングが目的
  • Web集客が目的

ブランディングが目的

ブランディングが目的の場合、SEOを意識したサイトよりもデザイン性や見た目のインパクトを重要視するという考え方も間違いではありません。

特に企業HPは、企業のブランディングと密接に関わってくるため、企業のイメージを壊さないようなデザインに配慮する必要があるでしょう。

Web集客が目的

Web集客が目的の場合は、SEOをしっかりと意識したデザインにする必要があります。

SEOを意識せずに企業HPと同じような感覚でWeb集客用のブログを作ってしまった場合、費用対効果が悪くなるばかりか、競合との競争力で不利な状況になってしまいます。

ご自身で検証を行いながらSEO施策を試される方もみえますが、通常SEO施策は3ヶ月~半年ほど結果が出るまでに時間がかかるため、正しい施策が行えているかどうかを判断するためには非常に長い時間がかかります。

SEOを意識した構造デザインを考えるときは、SEOで上位を獲得しており、きちんとした根拠に基づくサイト設計が行える専門家の話を聞いたほうがコストの面からも安心です。

僕のプロフィールに本サイトの実績値を公開しておりますので良かったら見てみてください。

株式会社ルミナスネットワークス代表 生田 寿行(イクタ ヒサユキ)のプロフィール

まとめ

今回は、SEOに強いデザインと弱いデザインの違いについて解説してみました。

  • デザインはビジュアルデザインと構造デザインの2つに分けられる
  • 目的ごとにデザインの視点を変えなければ正しい結果を得ることは出来ない
  • 長いコンテンツを用意すれば検索上位を取れるとは限らない

以上3点をしっかりと理解し、目的に対して正しいアプローチでWebサイト制作を行いましょう。

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プロフィール

ブログ運営・執筆または監修:
株式会社ルミナスネットワークス
https://www.luminous-networks.co.jp

代表取締役:生田 寿行

Webページ制作およびWebアプリケーションの設計~製造に至るまでをすべて通貫して行う独立系SIerです。
弊社はWebマーケティングに強いSIerとしての地位目指し、WEBページを制作することだけでなく、その先のWebマーケティングにも関係する内容を取り扱うことで、高いコストを掛けて制作したWEBページが無駄にならないようお客様を導くことを目標としております。 YouTubeマーケティングやその他SNSについても幅広い知見をもとにお客様をサポートして参ります。

本ブログで記載している内容は、必要に応じて環境を構築し、実際に調査・検証を行っており、より再現性・統計的な正当性の高いデータを目指したものとなっております。
参考にして頂けましたら幸いです。

投稿されている記事に関しまして、もっと深く知りたいという事がございましたら、無料で相談を受け付けておりますのでご遠慮無くお問い合わせください。

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目次

  • 1 Webサイトデザインには2つの視点がある
    • 1.1 ビジュアルデザインとは
    • 1.2 構造デザインとは
  • 2 SEOに強いデザインと弱いデザインの違いとは?
    • 2.1 SEOに強いデザインの特徴
    • 2.2 SEOに弱いデザインの特徴
    • 2.3 文章:情報提供を軸とした文章が多め
    • 2.4 画像:画像にきちんと意味がある
    • 2.5 ファーストビュー:余計な情報が表示されず、直ぐに目的にたどり着ける
    • 2.6 流入:検索キーワードから流入することが前提に考えられている
    • 2.7 回遊構造:読者がサイト内の巡回をする前提の構造で作られている
    • 2.8 CVR:出口がはっきりしている
  • 3 そもそもWebサイトを作る目的は何だったのか
    • 3.1 ブランディングが目的
    • 3.2 Web集客が目的
  • 4 まとめ
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