YouTuberになるのに必要なビデオカメラや機材を紹介
- YouTuberになるのに必要なビデオカメラや機材が知りたい
- YouTuberがどんな機材を使用しているのか知りたい
小学生の将来なりたい職業で上位に輝くYouTuberは、大人にとっても憧れの職業かもしれません。YouTubeで動画を配信してお金が稼げるなんて夢のようですよね。
YouTubeは年々その規模を拡大しています。2020年の動画広告市場規模は3000億円で、2024年には7000億円近くにまで伸びると予想されています。そんな成長市場で、YouTuberになるのに必要な機材について解説します。
YouTuberはスマホ1台から始められる
スマホ1台でもYouTuberになることは可能です。最近のスマホには高性能なカメラが搭載されており動画撮影できます。microSDカードを挿せばストレージ容量が拡張できて動画の保存もバッチリです。
スマホで使用できる動画編集アプリもたくさんリリースされており、インストールすれば動画編集をこなせます。スマホ1台なら機材に投資することなく、手軽に今からでも始められます。
実際にYouTubeでは、スマホだけで撮影や編集を完結させている人もいます。とりあえずYouTubeに動画を投稿してみたいという人は、スマホでの動画投稿にチャレンジしてみましょう。
YouTuberになるのに揃えておきたい機材
本格的にYouTuberを始めるなら、やはり機材もしっかりしたものを使いたいですよね。本格的な機材を使用すれば、映像や音声のクオリティもアップして視聴しやすい動画になります。
駆け出しのYouTuberに必要な、最低限の機材について解説します。
カメラ
YouTubeの撮影で大切なアイテムがカメラです。カメラの質はYouTubeで一番大事な映像を大きく左右します。また、扱うジャンルや撮影するシーンによっても最適なカメラは異なります。
YouTuberによく利用されているカメラは「一眼レフカメラ」「ビデオカメラ」「アクションカメラ」などです。それぞれの特徴やメリット、注意点などについて解説します。
一眼レフカメラ
YouTubeの撮影でもっとも一般的に利用されるのは一眼レフカメラです。一眼レフカメラは高画質での撮影が得意です。くわえて、取りたいシーンによってレンズを交換して変えることもできます。いくつかのレンズを揃えることでどんなシーンにも対応できるアイテムです。
一方、一眼レフカメラは価格が高くカメラ自体の重量も重いというデメリットがあります。据え置きでの撮影なら問題ありませんが、カメラを持っての撮影では負担となります。
1台で幅広く対応したい人には一眼レフカメラがおすすめです。
ビデオカメラ
ビデオカメラは動画の撮影に特化したアイテムで、YouTuberにもよく利用されています。片手での撮影が前提になっており手ブレに強く、屋外での撮影に向いています。
バッテリーやストレージの容量が大きく長時間の撮影も難なくこなせます。動きのある撮影や、カメラを回し続けなければいけないシーンにおすすめです。
デメリットは部屋の中の撮影や暗部に弱い点、そしてレンズが交換できない点です。室内での撮影にはしっかりとした照明が必要です。
アクションカメラ
アクションカメラもYouTuberの動画撮影によく利用されます。アクションカメラは超小型のボディで体に取り付けることができます。防水性能・防塵性能が高く雨や水しぶきの中など荒天での撮影にも向いています。
アクションシーンやアウトドアの撮影などに向いているのがアクションカメラです。屋外での撮影が多い人にアクションカメラはおすすめです。
iPhoneでもOK
iPhoneは動画撮影によく利用されるスマホです。高いクオリティの動画撮影が可能であり、持ち運びも手軽で便利だからです。もしカメラを購入しないのなら、新しめのiPhoneを普段使いにするのも1つの手です。
三脚
カメラを購入したとき、同時に購入しておきたいのが三脚です。三脚でカメラを固定することで動画のブレを抑えられます。iPhoneやスマホで動画を撮影する人は自撮り棒もおすすめです。自撮り棒は外ロケで利用するなど、活躍するシーンが多いアイテムです。
照明
くっきりとした映像を撮影したいなら照明は必須です。明るい部屋や晴れの日の屋外なら照明は必要ありませんが、一般的な屋内での撮影では照明を利用することがおすすめです。
照明を使うことで暗くて見えにくい部分も照らせ、映像のクオリティもアップします。照明なしより色味も明るく、きれいに撮影できます。
マイク
一眼レフカメラやビデオカメラ、iPhoneにもマイクは搭載されていますが、クリアな音質で録音するにはマイクはあった方がいいアイテムです。カメラの内蔵マイクはやはり外部マイクと比べると音質が劣ります。
また、内蔵マイクは音声に立体感がなく平面的な音場になります。音声のクオリティにもこだわるなら外部マイクの利用がおすすめです。
パソコン
動画編集アプリをインストールすれば、スマホでも動画の編集はできます。しかし長時間の動画や細かい編集など、クオリティの高い動画編集をしようとするならパソコンは必須アイテムです。
使用する動画編集ソフトや編集する動画によっても、パソコンに必要なスペックは変わってきます。動画編集に必要な性能はCPUパワーとメモリ容量です。高性能のCPUを搭載しておりメモリ容量の大きなパソコンを選びましょう。
動画編集ソフト
動画をどのように編集して、どんな演出をするのかは再生数や視聴者維持率に直結します。動画の編集や演出には動画編集ソフトやアプリが欠かせません。動画編集ソフトには有料と無料があります。初心者であれば最初は無料のものを試してみましょう。
有料のソフトは細かい編集や複雑な演出には欠かせませんが、編集作業にはスキルも必要です。スキルアップを目指すなら有料の動画編集ソフトにチャレンジしてみましょう。
以下では有料でメジャーな動画編集ソフトを紹介します。
Premiere Pro
Premiere ProはAdobe社が提供するサブスクリプションの1つです。動画編集ソフトとして長い歴史を持っており、多くのYouTuberや動画クリエイターから支持されています。
動画編集ソフトとしてもメジャーなため情報量が豊富で、検索すれば操作方法やエフェクトのかけ方など情報が見つけやすいです。プロフェッショナルでクオリティの高い動画編集もできる反面、やや操作が複雑になりがちです。
Final CutProX
Apple社の提供するFinal CutProXもメジャーな動画編集ソフトです。直感的な操作がしやすく、どちらかと言えば初心者向けです。先ほどのPremiere Proより操作画面がシンプルでわかりやすくなっています。
Premiere ProもFinal CutProXも無料トライアルができます。まずは試してみて、自分に向いてそうな動画編集ソフトを検討してくださいね。
まとめ
YouTubeの動画広告市場は拡大の一途です。YouTuberとして参入することでチャンスをつかめる可能性もあります。YouTuberとして活動するためには、スマホ1台よりも機材をしっかりと揃える方がおすすめです。
動画のクオリティが高まり、よりチャンスをつかみやすくなるからです。機材を揃えてクオリティの高い動画を目指してくださいね。