Twitter広告とは?【広告の種類からメリット、特徴まで解説!】
- 「これからTwitter広告を始めてみたいがよくわからない」
- 「Twitter広告の種類や特徴、メリットなどを知りたい」
Twitterは世界中の多くの人に利用されており、日本国内でも4,500万人のユーザー数を誇ります。
個人のツイートだけにとどまらず、商品やサービスの情報を得るために利用されていることから、広告としても多くの企業から注目を集めています。
本記事では、Twitter広告の種類やメリット、特徴などをご紹介します。
これからTwitter広告の運用を検討されている方や、興味があるが分からない点が多く不安があるという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
Twitter広告とは?
配信された広告は、「いいね」や「リツイート」されることで、その広告に反応したフォロワーにも情報を配信することができます。
また、ユーザーは10~30代が特に多く、若年層を中心に個人から企業まで多くの人からビジネスに活用されています。 画像引用:twitter広告媒体資料2017q3ver1.pdfTwitter広告の特徴とメリット
Twitter広告の特徴とメリットは大きくわけて3つあります。
- 若年層にリーチできる
- ターゲティング精度が高い
- リツイートによる二次拡散が期待できる
また、ユーザーの興味関心やツイート、検索キーワードなどから、他の媒体と比べてターゲティング精度がとても高くピンポイントでユーザーにアプローチが可能です。
そして最大のメリットは、リツイートによる二次拡散です。リツイートされた広告には料金がかからないため、拡散すればするほど費用対効果が高まり、低コストで運用ができます。
Twitter広告の種類
Twitter広告の種類は大きくわけて3つあり、それぞれ表示される場所や形式などに違いがあります。
- プロモツイート
- プロモアカウント
- プロモトレンド
プロモツイート
プロモツイートは、通常のツイートと同様にタイムライン上に表示される広告です。
通常のツイートと異なり、「プロモーション」というラベル表示がされますが、返信やいいね、リツイートは通常どおり操作できます。
タイムライン上に表示されるので、ユーザーの目に止まりやすくクリック率が高いのが特徴です。
プロモアカウント
プロモアカウントは、おすすめユーザー部分に表示させたりアカウント下部など様々な場所に表示される広告です。
プロモツイートと同じく、「プロモーション」のラベル表示がされます。
効率的にフォロワーを増やすことができるのが特徴です。
プロモトレンド
プロモトレンドは、1日1社買い切り制の広告枠で、ユーザーがトレンドをクリックすると検索結果の1番上に表示される広告です
トレンド欄に指定したキーワードやハッシュタグを表示させることで、多くの情報をユーザーに届けることができるのが特徴です。
キャンペーン目的の種類
Twitter広告には以下の表にあるキャンペーン目的があり、それぞれ課金方式が違います。
キャンペーンの種類 | 目的 | 課金方式 |
---|---|---|
リーチ | Twitter広告のリーチを最大限に拡大 | ・1000インプレッション |
動画の再生数 | 動画を見る利用者を増やす | ・動画再生(2秒/50%表示再生) ・3秒/100%表示再生 ・6秒の動画再生 |
プレロール再生数 | 広告とプレミアムコンテンツを組み合わせる | ・プレロール動画再生(2秒/50%表示再生) ・3秒/100%のプレロール表示再生 ・6秒のプレロール動画再生 |
アプリのインストール数 | アプリのインストール数を増やす | ・アプリのクリック ・インストール |
ウェブサイトのクリック数 | サイトへの訪問数を増やす | ・リンクのクリック |
エンゲージメント数 | ツイートで利用者のエンゲージメントを増やす | ・エンゲージメント(いいね、返信、リツイートなど) |
フォロワー数 | ブランドのオーディエンスを増やす | ・新規フォロワー |
アプリのエンゲージメント数 | アプリでのアクションを増やす | ・アプリのクリック |
プロモート機能
Twitter広告には、手軽に広告を出すことができるプロモート機能があります。
このプロモート機能は大きくわけて以下の2つがあります。
- クイックプロモート
- オートプロモート
クイックプロモート
クイックプロモートは、すでに投稿したツイートの中から、広告として拡散させたいツイートを選択するだけで自動的に広告が配信されます。
広告を準備する必要もなく、スマートフォンからでも数クリックで出稿できます。
1,000円台から配信できるので、Twitter広告を少しだけ試してみたいときなどに最適な方法です。
オートプロモート
オートプロモートは、その日に投稿した最初の10ツイートが自動的に広告として配信されます。
自動で広告を出してくれるため、運用・管理の手間がかかりせん。
通常のTwitter広告では、年齢や性別、地域、行動履歴などの細かいターゲティングを行えますが、オートプロモートでは地域もしくは興味関心のどちらかのみのターゲティング設定しかできません。
また、通常のTwitter広告では、クリック数などに応じて課金される仕組みですが、オートプロモートの料金は月額9,900円の定額制になっています。クリエイティブの種類
Twitter広告には、大きくわけて4つのクリエイティブがあります。
- テキストのみツイート
- 画像つきツイート
- 動画つきツイート
- Twitterカード
テキストのみツイート
通常のツイートと同じ、140文字以内のテキストのみのクリエイティブです。
手軽に作成でき、ほかのツイートと同じように表示されるためユーザーに違和感を感じさせずにアプローチできます。
その代わり文字のみだと、インパクトが弱いためユーザーの興味関心を引くことが難しくなります。
ツイートの内容に画像や動画を取り入れたり、ターゲティングなどを工夫したりすることが大切です。
画像つきツイート
通常のテキストのみのツイートに画像を取り入れたクリエイティブになります。
画像は、1枚~4枚をツイートに取り入れることができます。
また、テキストのみの場合と比べて、画面表示が広くなるためユーザーの目を引きやすくなります。
ユーザーが画像をクリックすると拡大表示されるため、なるべく解像度の高い画像を使うことで綺麗に見せることができます。
動画つきツイート
動画つきツイートは、通常のツイートに動画を取り入れたクリエイティブです。
動画はタイムラインで自動再生され、60秒未満の場合は自動でループ再生されます。
Twitterカード
Twitterカードとは、画像や動画にリンクを設定し、ウェブサイトへ誘導するためのクリエイティブです。
通常のクリエイティブよりもリッチにコンテンツを表示させることができるので、より高いエンゲージメントやツイートの拡散促進が期待できます。
画像ウェブサイトカード
画像ウェブサイトカードは、画像とテキストで設定したウェブサイトに誘導するクリエイティブです。
テキストにはURLは含まれず、ツイート下部に表示された画像をクリックすることでサイトへ誘導することができます。
ビデオウェブサイトカード
ビデオウェブサイトカードは、動画をツイート内で再生してウェブサイトに誘導するクリエイティブです。
動画をクリックすると動画の再生がはじまり、その下にウェブサイトが表示される仕組みです。
画像アプリカード
画像アプリカードは、画像を加えたカードをツイートとして作成して、ユーザーに向けてアプリのダウンロードや起動を促すことができます。
カード内にインストールボタンが設置されるのが特徴です。
ビデオアプリカード
ビデオアプリカードは、動画を加えたカードをツイートとして作成して、ユーザーに向けてアプリのダウンロードを促すことができます。画像よりもユーザーに対してインパクトがあるので、高いコンバージョンが期待できます。
画像と動画の違いだけで、画像アプリカードとの大きな違いはありません。
カンバセーショナルカード
画像や動画つきツイートの下に、ハッシュタグが表示されたボタンを設置したクリエイティブです。
ハッシュタグが付いているため、ユーザーがツイートすることで拡散効果が期待できます。
まとめ
Twitter広告はプロモート機能を利用すれば、低予算で気軽にはじめることができます。
Twitterは数あるSNSの中でもLINEに次ぐユーザー数を誇り、広告としての利用価値は高まる一方です。
利用者の半数は10代~30代が占めており、若い世代を対象とした商品やサービスにマッチした広告と言えるでしょう。
この記事で紹介した手法を上手く組み合わせることで、効果的な運用が見込めます。
そして、Twitterの最大の特徴である拡散性を利用することで、より高い費用対効果も期待できます。
ぜに、この機会にあなたのビジネスにTwitter広告を検討してみてはいかがでしょうか。