【より簡潔に要点のみ解説】Instagram広告にかかる費用まとめ
- Instagram広告の費用はどのくらいかかるの?
- Instagram広告は自分でも出せるの?
- Instagram広告のメリットを知りたい
Webを利用した広告は、リスティング広告やアフィリエイト広告など様々な種類があります。
その中でも今回は、Instagram広告を出稿する場合に必要となる費用について簡潔にまとめました。費用について疑問をお持ちの場合は参考にしてください。
この記事を読むことで得られる情報は下記の通りです。
- Instagram広告の費用について
- Instagram広告の出し方について
- Instagram広告のメリットについて
目次
Instagram広告の費用と課金形態
Instagram広告は最低111円から出稿することが可能です。(2021年9月現在)
逆に上限金額は、自分で設定することができます。そのため、最大金額を月額3万円に設定すると、3万円以上請求されることはありません。
最低金額は$1あたりの価格によって変動します。そのため100円未満から出稿可能な場合もありますが、100円以上かかる場合もあります。
新聞や雑誌等の広告費はあらかじめ金額が決まっているものが多いです。たとえば新聞の場合は、ページ数や広告の大きさ、日程等によって金額が決められています。
自分で費用の上限を設定できる点が、Instagram広告のメリットのひとつです。
Instagram広告の課金形態
- インプレッション課金 CPM
- インプレッション課金は、広告が配信(インプレッション)されるたびに料金が課金されます。Instagram広告では多くの場合、この課金方式が選択されるようになっています。広告がクリックされなくても料金がかかってしますが低単価で配信回数が多いため、広告やブランドの認知度を高める目的で利用する場合に適しています。
- クリックリンク課金 CPC
- 広告がクリックされることで課金されます。広告が配信されても課金されることはありません。自社サイトや、リンク先に誘導したい場合に適しています。
- 動画再生課金 ThruPlay
- 動画が15秒以上再生されるたびに課金されます。15秒未満の動画は最後まで再生された広告のみに支払いが発生します。動画が再生されなければ課金されない点がメリットです。
費用対効果について
Instagram広告は低額から出稿することは可能ですが、どのくらい配信(インプレッション)されるのか見てみましょう。
ブランド認知度のアップを目的として、日本国内の22歳~40歳までの男女に対して、1日の予算300円で出稿した場合の結果です。
2021年9月3日~4日に広告を掲載しました。予算通り300円消化しているのがわかります。
グラフの集計はインプレッションについて集計しています。
結果として、男性947名、女性468名。合計1,415名に配信(インプレッション)できました。
1配信当たりの単価は4.7円でした。年齢層や、性別、地域等ターゲットの条件を厳しくすると1配信当たりの単価は高くなるようです。逆にターゲティングを広く設定すると単価は下がります。
配信した広告からはブログ記事へ飛ぶように設定し、さらにブログ記事の中には、アフィリエイトリンクも貼っていました。
結果としてブログ記事の、アフィリエイトリンクが表示された回数(imp)が20回でした。さらにリンクをタップされた回数(clic)が4回ありました。
まとめると配信予算300円で、1,415名に配信され、20名の方にブログ記事に飛んでもらい、アフィリエイトリンクは4回タップされました。
広告の質や広告費を上げることで、結果は大きく変わりますが、少額で出稿した場合の参考としてください。
Instagram広告の出し方
Instagram広告はFacebookのビジネスマネジャから自分で出稿することが可能です。その他、広告代理店に依頼する方法と、インフルエンサーの方に直接依頼する方法があります。
すべてを自分で行う場合
ひとつは、自分で広告を作成する方法です。広告準備から作成、出稿、管理まですべてを自分で行うため、広告出稿費以外はコストがかかりません。出稿手順は下記のとおりです。
- 広告の目的を決める
- 期間と予算を決める
- オーディエンスの作成
- 配信する場所を決める
- クリエイティブ(広告素材)を作成する
- 広告からのリンク先を設定する
コストを抑えて出稿したい場合にオススメな方法です。出稿方法の詳しいやり方は以下のページでより詳しく解説しています。
ここにリンクが入ります
広告代理店に依頼
広告代理店に依頼することで出稿費以外に、運用代行費用がかかります。
金額は広告代理店によって違います。広告予算に対して10%〜20%の運用代行費が加算される場合が多いようです。
たとえば月額広告費20万円、運用代行費が20%の場合は、月額コストは24万円です。
自分で出す場合よりコストはかかりますが、広告のプランニングからクリエイティブまで作成してもらえます。継続して広告代理店に依頼をすることで、PDCAを何度も繰り返しながら出稿できます。
インフルエンサーに直接依頼
効果的なマーケティング手法の1つにインフルエンサーによる宣伝方法が話題となっています。PRしたい商品やサービスをインフルエンサーに紹介してもらうことで、フォロワーへ宣伝できます。
フォロワー1人に対して2~4円が相場です。5万人のフォロワーをもつインフルエンサーの方に依頼すると、1回の投稿で10万円~20万円の費用がかかります。
Instagram広告のメリット
多様なWeb広告の中でも、Instagram広告を利用するメリットを確認しましょう。
Instagramの強みを理解して、ユーザーに届きやすい広告内容にすることで、成果に違いが出てきます。
高度なターゲティング
Instagram広告は年齢、性別、地域、趣味等を設定し限定的に広告を出すことが可能です。
ユーザーの興味、関心事、いいね!をしたページを参考にして、自動的にAIによるターゲティングの最適化が行われます。最適化を行うことによって、広告内容にマッチするユーザーへ配信してくれます。
まだ広告を出し慣れていない場合は、自動的にAIがターゲティングのサポートをしてくれるので、特に初心者にオススメです。
Instagramの投稿形式を活かす
Instagramの特長は写真や動画の投稿がメインであることです。ユーザーはフォローしている人の投稿写真を見ているついでに、流れてくる広告を目にします。
そのためInstagram広告では、あえてキレイすぎる写真を利用せず、スマートフォンで撮った写真を使うこともあります。なぜならスマートフォンで撮影した写真のほうが、他の投稿内容に溶け込み、広告のイメージを薄くできるからです。
スマートフォンで撮影した写真を使用することで、広告に嫌悪感を抱く人たちを、自然と広告へ誘導できる可能性が高まります。
まとめ
Instagram広告を出稿する場合の予算、出し方やメリットについて解説しました。
広告の出し方によって費用は大きく変わります。自分で出す場合、広告代理店にお願いする場合、インフルエンサーへ依頼する場合、それぞれにメリットやデメリットがあります。目的や目標を明確にして、広告の出し方を選択するといいでしょう。
まだInstagram広告を利用したことがない場合は、この記事を参考にはじめてみてはいかがでしょうか。