Googleアドセンスでどうすれば収入が得られるかポイントを解説
- Googleアドセンスでどれだけ稼げるか
- PVに対して、収入がどれくらいになるのか?
- Googleアドセンスの申し込み方法はどうすればいいのか
ブログを書いて収入を得るといえば、真っ先に候補に挙がるのがGoogleアドセンスです。クリックされたら報酬が発生するので、ブログ初心者でも収益になりやすいと言われています。実際にGoogleアドセンスでは、広告がクリックされると数円~数百円の報酬が発生します。
Googleアドセンスで収入を得るにはどうしたらいいか?どの程度稼げるのか?本当に世間で言われているように稼げるのか?
実際のデータや経験を元に、申し込み方法から収入の額まで解説します。
目次
Googleアドセンスとは
Googleアドセンスとは、Googleが運営するクリック報酬型広告です。比較的成果が出やすいとされており、アフィリエイト初心者はまずGoogleアドセンスをすすめられます。
Googleアドセンス広告はコンテンツに連動、もしくはユーザーにパーソナライズした広告を表示します。コンテンツ向け、動画向け、ゲーム向けなどいくつかの種類がありますが、今回はコンテンツ向け広告について解説します。
どうやって報酬が発生する?
Googleアドセンスはクリックされることで、報酬が発生します。ワンクリックあたりの報酬は数円~数百円まで幅広く、表示される広告のジャンルによってもクリック単価が異なります。
Googleから誤クリックと判定されたクリックについて、報酬が発生しないケースもあります。また誤クリックが多いと、スマートプライシングによってクリック単価が低くなるという説もありますが、事実かどうか定かではありません。
申し込み方は?
Googleアドセンスの申し込み方法は、至ってシンプルです。
- ブログやサイトを開設して、数十記事程度を投稿しコンテンツとして成立させる
- Googleアカウントを取得し、Googleアドセンスの審査を申し込む
- Googleの審査に受かれば、Googleアドセンスが開始される
Googleアドセンスの注意点
申し込みはGoogle AdSense – ウェブサイトを収益化から行えます。申し込みに当たり、いくつか注意点があります。
第一にGoogleアドセンスの新規申し込みは、独自ドメインが必要になったことです。申し込みに当たりトップレベルのルートドメイン、つまり独自ドメインが必要になります。サブドメインやサブディレクトリでは、申し込み不可となりました。
第二にコンテンツとして有益と判断されないと、審査に落ちることがあります。コンテンツのボリュームが足りない、コンテンツ内容が薄っぺらないなどの場合は不合格の可能性が高いです。
ある程度コンテンツを作り込んでから、審査を受けるようにしましょう。一般的には10~20記事程度書いてから、審査を受けることが多いようです。
Googleアドセンスで見込める収入はズバリいくら?
「Googleアドセンスの概要はもういいから、実際にどれくらい儲かるのか教えてよ!」と言われそうですから、本題に入りましょう。
衝撃的な事実を最初に言います。稼いでいるアフィリエイターは、Googleアドセンスを使っていません。もしくはマネタイズの補助で、使用しているだけです。
その理由は簡単で、Googleアドセンスでマネタイズするには、限界があるからです。段階を追って解説していきます。
Googleアドセンスの平均CPC
CPCとは日本語で平均クリック単価と言われます。ワンクリックされたら、どれくらいの収益になるかを示します。平均的なCPCはサイトによっても異なりますが、およそ20~30円前後と言われています。
GoogleアドセンスのページRPM
ページRPMとは、1000PVあたりの平均収益額のことでインプレッション収益とも言われます。ページRPMではなく、単にRPMと言われることもあります。
CPCが30円で、Googleアドセンスのクリック率が1%だった場合、ページRPMは300円です。ページRPMは、以下の式で求めます。
ページRPM =(見積もり収益額/広告表示回数)×1000
ページRPMは、平均して200~300円です。1000PVで300円ですから、1万PVで3000円、10万PVでようやく3万円です。一人暮らしできる金額を15万円とします。15万円をGoogleアドセンスだけで稼ごうと思うと、50万PVが必要です。
なお成果報酬型アフィリエイトで上級者は、1PVで1円以上をたたき出します。50万PVあれば50万円以上の収益が発生します。よってアフィリエイト上級者ほど、Googleアドセンスは補助程度にしか使用しません。
ジャンルによってCPCが異なる
ジャンルによっても、CPCは異なります。金融や美容、転職や求人などの激戦区と言われるジャンルは、CPCも高くなる傾向があります。逆に広告主が少ないジャンルは、CPCが低いです。例えば政治や経済分野は、CPCが低いことで有名です。
Googleアドセンスで稼ぐ方法
Googleアドセンスがアフィリエイト初心者にすすめられるのは、成果を出すのが簡単だからです。しかしGoogleアドセンスより成果報酬型アフィリエイトのほうが収益性が高いので、上級者はあまり使いません。
Googleアドセンスで、稼ぐ方法はないのでしょうか?
CPCが高いジャンルのブログにする
Googleアドセンスの特徴は、商品を売らなくても良いことです。つまりコンバージョン率(成約率)を考慮する必要はありません。
通常のアフィリエイト激戦区で上位表示することは、競合性が高く困難です。けれどコンバージョン率を考慮しないなら、CPCが高く上位表示できる関連キーワードが存在する可能性はあります。
CPCの高いジャンルで勝負すれば、ページRPM500円以上を狙うことも可能です。
PVを増加させる
PVをひたすらに稼ぐというのが、Googleアドセンスの正しい攻略法です。ページRPMが300円でも、100万PVを達成すれば30万円です。けれども通常、個人ブログで100万PVを達成すれば、Googleアドセンスより効率の良い収益化方法があるはずです。
Googleアドセンスと通常のアフィリエイトの、併用も検討してみましょう。
クリック率を高める
Googleアドセンスのクリック率は、ページCTRという指標で示されます。ページCTRの平均値はおよそ1%と言われていますが、広告の配置などによって2~3%のページCTRを達成したという報告もあります。
ページCTRが上昇すれば、CPCが同じでもページRPMは倍増します。Googleアドセンスで掲載される広告は、コンテンツやユーザーに連動します。広告の配置だけでなく、いかに購入意欲や興味の高いユーザーを集めるかが、クリック率向上の鍵でしょう。
まとめ
Googleアドセンスは月に数万PVあるブロガーが、お小遣い稼ぎするにはもっとも手軽で使い勝手も良好です。1万円から3万円程度までなら、比較的簡単に稼ぐことが可能です。数万PV程度なら、継続してしっかりとブログを書けば誰でも到達できるからです。
しかし本格的にブログを収益化する場合には、補助程度の位置づけになります。ページRPMを上昇させることが難しく、どんなに頑張っても成果報酬型アフィリエイトのほうが収益性が高いからです。
適材適所で、しっかりと使用用途を見極めてGoogleアドセンスを始めてくださいね。