Googleアドセンス以外でおすすめのクリック報酬型広告は?
- Googleアドセンス以外のクリック報酬型広告を知りたい
- Googleアドセンスの代替になるサービスが知りたい
Googleアドセンスはクリック報酬型広告として、もっとも知名度が高いポピュラーなサービスです。ブログ初心者であればまず、Googleアドセンスの審査合格を目指すのが王道でしょう。
しかしGoogleアドセンス以外のクリック報酬型広告を知っておくことは、万が一のトラブルに備えて非常に有効です。Googleアドセンスにはないメリットが、Googleアドセンス以外のクリック報酬型広告には存在します。
目次
Googleアドセンス以外のクリック報酬型広告を知っておくべき理由
Googleアドセンス以外のクリック報酬型広告を知っておくべき理由は、3つあります。
Googleアドセンスのアカウント停止
Googleアドセンスは非常に規約が厳しく、規約違反すると最初は警告を受けます。警告を受けて72時間以内に改善した場合、特に問題は起こりません。
しかし72時間以内に解決できなかった場合、まず広告配信が停止になります。広告配信を停止された状態で、問題を解決して申告しなければなりません。さらにトラブルを重ねるとアカウント停止の警告があり、最悪アカウントが停止されます。
警告を受け取ったら早急に、警告された問題に対する修正や解決を行わなければなりません。一度アカウント停止になると、復活するには異議申し立てが必要です。
しかし異議申し立ては1度しか認められておらず、却下された場合、そのアカウントは永久停止となります。
Googleアドセンスの審査に通らない
Googleアドセンスの審査は、決して厳しいものではありません。独自ドメインを使用すること、コンテンツ内容が一定以上の水準であることなどが必要ですが、真面目にコンテンツ作りをしていればまず合格します。
しかしコンテンツのジャンルによっては、Googleアドセンスの審査に通らない場合もあるかもしれません。他のコンテンツをコピーすることが多いまとめサイトなども、合格が難しいと言われています。
またアダルトサイト、私営ギャンブルなどを扱っている場合は、Googleアドセンスの規約違反ですから審査に通りません。余談ですが公営ギャンブルは、規約違反にならないようです。
Googleアドセンスの審査が受けられない
Googleアドセンスの最初の審査は、独自ドメインでしか受け付けていません。例えば無料ブログサービスのサブドメインや、サブディレクトリ方式のサイトは審査すら受けられません。
一応解決方法として、最初に独自ドメインのサイトを作って審査を通し、そのあとにサイトの追加でサブドメインの無料ブログを審査してもらう、という方法があります。二度手間ですから、あまりおすすめはできません。
Googleアドセンス以外のクリック報酬型広告

Googleのポリシー違反になるジャンルや、無料ブログ、もしくはGoogleアドセンスのアカウント永久停止などの場合、どうしたらよいのでしょうか。
じつはGoogleアドセンス以外に、いくつものクリック報酬型広告は存在します。その中でも代表的な、4つのクリック報酬型広告について紹介します。
MicroAd(マイクロアド)
MicroAdは人気コンテンツを持つブログやサイトにとって、非常に有益なクリック報酬型広告のひとつです。MicroAdの強力な売りが、リアルタイム入札です。人気コンテンツであれば、高い単価で広告枠が落札されるため、高単価が期待できます。
逆に広告枠が入札されなかった場合、その広告枠に広告は表示されません。代わりに表示する広告を設定することができ、成果報酬型アフィリエイトのタグで代替することも可能です。
人気のないブログやサイトで、MicroAdは厳しいかもしれません。PVが多く人気のコンテンツを持っているなら、Googleアドセンス以外ではもっともおすすめできるクリック報酬型広告です。
Fing(フィング)
フィングはクリック報酬型広告と、成果報酬型広告を合わせた新しい形態のアフィリエイトです。動画広告やソーシャルメディア広告など、幅広く扱っています。
さまざまなジャンルの広告を組み合わせることで、安定性と爆発力を両立させることが可能です。
SSP(Supply-Side Platform)|株式会社フィング
Zucks(ザックス)
Zucksはスマートフォンに特化した、クリック報酬型広告を提供しています。またクリック報酬型広告以外に、成果報酬型広告の提供も行っています。
スマートフォンに特化していますが、PCサイトへの表示も可能です。スマートフォン向けに最適化されているので、PCサイトでの収益性は落ちるケースがほとんどです。
ブログではスマートフォンからのアクセスが、8割以上であることも珍しくありません。スマートフォンユーザーが多いコンテンツなら、検討してみる価値があります。
Zucks Affiliateで効率よくブログの収益化 | 株式会社Zucks – スマホ広告プラットフォームを運営
nend(ネンド)
nendは成果報酬型広告で知名度の高いA8.netを運営する、ファンコミュニケーションズが提供しています。クリック単価は低めですがサイト審査がゆるく、Googleアドセンスが停止されたら代替としておすすめ、とする記事も多くあります。
nend – 効率的なプロモーションとマネタイズをスマートフォン広告で
忍者AdMax
忍者AdMaxはPC、スマートフォンのどちらにも対応したクリック報酬型広告です。広告によっては、表示されただけで報酬が入ることもあります。
ただし単価は非常に低く、Googleアドセンスの半分以下です。アダルトサイトへの設置もOKで、審査基準は非常にゆるめです。
成果報酬型広告も検討してみよう
クリック報酬型広告は一定以上のアクセスがあれば、金額はともかくとして安定的に報酬が発生します。しかし金額で考えると、1000PVにつき高くても数百円、低ければ100円以下です。
成果報酬型広告なら、ケースによってはクリック報酬型広告より高収益が手にできます。
ジャンルによってはクリック報酬型広告より高収益が狙える
例えば転職や求人、プログラミング学習などのアフィリエイト向きのジャンルでは、クリック報酬型広告より成果報酬型広告の方が高収益を狙えます。
クリック報酬型広告は、収益性の上限が低いです。どれだけ頑張っても、ページRPMは数百円が限界です。しかし成果報酬型広告の場合は、ページRPMが1000円を超える場合も珍しくありません。
ジャンルによっては、クリック報酬型広告より成果報酬型広告を試してみるべきでしょう。もちろん、併用という手段も考えられます。
使い方によってはサイトのコンテンツの一部に
成果報酬型広告は、やり方によってはコンテンツの一部として馴染みます。例えば小説のレビュー記事なら、小説への広告はコンテンツの一部と見なされるでしょう。
まとめ
Googleアドセンスは他のクリック報酬型広告に比べて、審査基準は厳しめです。また規約やポリシーもしっかりしており、広告配信停止だけでなくアカウント停止になった報告も多くされています。
万が一のトラブルの場合、すぐに他のクリック報酬型広告に切り替えられるように、アカウントを取得してサイト審査を通しておくことは有効でしょう。