【徹底解説】アパレル業界はインスタで集客しよう!インスタの運用方法を解説
近年、インスタグラムを利用してお客様を増やしているアパレルショップが増えています。インスタはアパレルとの相性がいいため、コツを押さえれば効率的にお店のファンを増やせます。
一方で、ほとんどのアパレルショップは、インスタの運用が結果に繋がっていないのも事実。洋服を取り扱うお店は星の数ほどあるため、ただ新商品の写真を投稿するだけでは競合に埋もれてしまいます。
- 「アパレルショップがインスタで集客するコツってあるの?」
- 「新商品の写真以外に、何を投稿すればいいの?」
本記事では、上記のように悩んでいる人に向けて、アパレル系のビジネスがインスタ集客を成功させるポイントについて解説していきます。ぜひ最後までお読みください。
目次
アパレルにインスタグラムを使うべき理由
様々な種類のSNSがありますが、アパレルが集客のために利用するべきツールはインスタグラムです。
なぜなら、インスタは洋服・ファッションという要素と相性がいいからです。
アパレル業界にインスタがおすすめな理由をまとめたので、確認していきましょう。
アパレルは写真との相性がいい
繰り返しますが、アパレルとインスタの親和性は非常に高いです。
なぜなら、洋服ほど、ビジュアル面に依存した商品はないからです。
みなさんは、洋服を選ぶ際、どのポイントを重要視するでしょうか?
機能性や質感、重量なども大切ですが、やはり見た目で選ぶ人が多いのではないでしょうか。
洋服の見た目をダイレクトに伝えられるのは、文章よりも写真ですよね。そのため、アパレルはインスタを使ってファンを集めるのに向いているのです。
ツイッターとフェイスブックは文字で情報を発信するツールなので、洋服の魅力を伝える能力には限界があります。
インスタグラムは若い女性ユーザーが多い
インスタユーザーの年代別割合は、15~19歳が65%を占めています。また、性別の割合を見てみると、女性ユーザーが約60%になっています。
つまり、インスタは若い女性ユーザーが多いということ。これも、アパレルとインスタの親和性が高い理由の1つです。
現代の流行は若者を起点に始まることが多いので、彼らに刺さる商品を開発し、発信していくことはたいへん重要です。
しかし、決してビジネスを若者びいきにする必要はありません。商品のコンセプトやターゲットを変えず、それらをどのように見せて発信していくかを考える必要があります。
お店のコンセプトを直感的に伝えられる
インスタの特徴として、『アカウントの世界観を直感的に伝えられる』というものがあります。
スマホからインスタのプロフィールページを見てみると、タイルのように並んだ9~12枚の写真が目に入りますよね。この数枚の写真から、ユーザーはアカウントのコンセプトを直感的に把握します。
お客様は論理ではなく、感情でお店を判断しています。そのため、お店のコンセプトは言葉で説明するより、取り扱う商品のビジュアルや雰囲気によってお客様に『気づかせてあげる』方が効果的であるといえます。
お店の世界観を感覚的に伝えられるのも、インスタのメリットの1つです。
無料の広告塔になる
インスタグラムは、無料の広告塔として活用できます。
人気アパレル店のインスタページを見てみましょう。洋服屋コーディネートの写真が敷き詰められていますよね。投稿を眺めているだけでショッピングをしている気分になってきます。
まるで、商品の電子カタログのように見えてこないでしょうか?
このように、インスタは無料の客寄せツールとして活用できます。利用しない手はありませんよね。
アパレルによるインスタ集客の成功事例
ここで、アパレルのインスタ運用成功事例として、以下の2社を紹介します。
- GU
- ユニクロ
GU
GUは、芸能人や有名人を積極的に起用することでユーザーの人気を集めています。
1つの投稿に対して数千のいいねが来ることからも、GUの影響力の高さがわかりますね。
ユニクロ
ユニクロは、多種多様なコラボ商品を開発していることが特徴です。
リアルタイムで流行しているものとコラボしSNSで発信することで、より多くのユーザーの元まで情報が届きます。
世間のニーズを敏感にかぎとり、商品開発に活かしていくという、ユニクロの特徴が反映されたコンテンツ運用になっていますね。
アパレルのインスタ運用のコツ
それでは、アパレル店がインスタを運用する際に意識したいポイントについて解説していきます。
どのポイントも、この記事を読み終わったらすぐに実践できるような内容に厳選しました。ぜひ参考にしてみてください。
ハッシュタグを工夫する
ハッシュタグは、ユーザーが検索の際に使用するキーワードのことで、それぞれのワードに『#』をつけてキャプション(投稿の文章の部分)に記載します。
インスタで集客をしたいなら、ハッシュタグを工夫することは欠かせません。インスタは拡散力に乏しいツールであるため、ユーザーに投稿を能動的に発見してもらう必要があります。もしハッシュタグがないと、ユーザーはどんなキーワードで検索したとしてもあなたの投稿を見つけられません。
ハッシュタグをつけるコツは、以下の3種類のキーワードをバランスよく混ぜていくことです。
- ビックキーワード…広義的な意味の単語。(東京、洋服など)
- ミドルキーワード…ビックキーワードより狭義な単語。(渋谷、カーディガンなど)
- スモールキーワード…固有名詞など、かなり限定的な単語。(お店の名前、〇〇コーデなどの造語)
ビックキーワードだけだと競合の投稿に埋もれてしまいますし、スモールキーワードだけだとユーザーに検索されません。イメージとしては、ビックとミドルで投稿をなるべく上位表示させ、スモールキーワードを認知してもらうという感じです。
また、どんなハッシュタグにすべきか悩む人は、競合の投稿を確認してみることがおすすめです。自分のアカウントよりフォロワーが多く、ある程度集客に成功している競合がいいでしょう。
コーディネート写真を投稿する
ただ洋服の写真を投稿しても、ユーザーは実際に着用しているイメージが湧きづらいもの。そこで、実際に誰かが着用している写真を撮ってみましょう。
ここでのポイントは、実際の利用シーンが伝わるような写真を作ることです。
アパレルではありませんが、例として、スターバックスコーヒーのアカウントを見てみましょう。スタバの投稿には、以下のようなものがあります。
- コーヒーを片手に仕事をするビジネスパーソン
- 友達と談笑をしながら、フラペチーノを飲む
このように、商品を日常生活に溶け込ませた写真を投稿することで、自分がその商品を実際に使っている場面が想像しやすくなるのです。
「この服は、誰がどんな時に着用するだろう?」と考え、工夫して写真を作ってみましょう。
ストーリーを利用する
ストーリー機能とは、24時間限定で表示される投稿のことです。リアルタイム性が強く、ビジネスとの相性もいいため、ぜひ積極的に使ってみましょう。
ストーリー機能は、タイムセールやキャンペーンの時に利用するのが効果的です。また、限定商品の発信とも相性がいいですね。
まとめ
ここまで、アパレル店がインスタグラムを使って集客する際のコツについて解説してきました。要点は以下の通りです。
- アパレルとインスタの親和性は非常に高い
- ハッシュタグ、ストーリー機能を存分に利用しよう
- キャンペーンや限定商品の告知にはストーリー機能を利用しよう
インスタグラム集客は、一朝一晩で効果が出るものではありません。地道に運用し続けていくことは、この記事で説明したどのコツよりもはるかに大切です。
ぜひ本記事を参考にして、泥臭くインスタを運用し続けてください。必ず成果が出るはずです。