2020年最新!YouTube収益化の条件と収益化方法
- YouTubeの収益化の最新の条件が知りたい
- YouTubeの収益化条件を知って収益化したい
年々、YouTubeに広告を出す企業は増えてきており、景気のいいことにYouTuberと呼ばれる動画投稿者たちの年収は数千万円との話も。YouTubeでの収益化はブログアフィリエイトより注目されていて、小学生男子のなりたい職業トップにYouTuberが挙がる時代です。
そんなYouTubeですが収益化には条件があります。2020年の最新情報をわかりやすくお届けします。
目次
YouTubeパートナープログラムとは
YouTubeバートナープログラムとは動画投稿者が、YouTubeに投稿した動画を収益化できる仕組みのことです。YouTubeパートナープログラムの審査に通ることで広告収入だけでなく「チャンネルメンバーシップ」や「スーパーチャット」など動画を収益化する上で重要な機能を使えるようになります。
スーパーチャットは、ライブ配信で投げ銭を受け取れる仕組みであり、チャンネルメンバーシップはファンクラブのような月額料金制のサブスクリプションです。こういった仕組みを利用するためにも、YouTubeパートナープログラムの審査に合格しなければなりません。
【2020年最新】YouTubeの収益化条件
2020年12月現在、YouTubeパートナープログラムへの最新の参加条件をお伝えします
①収益化ポリシーの遵守
動画を収益化するために広告を掲載するなら、YouTubeの収益化ポリシーを遵守した動画であることが必要です。広告主はアダルト動画やヘイト動画、著作権違反動画などに広告を掲載したいと思いません。
「YouTube のチャンネル収益化ポリシー – YouTube ヘルプ」を参照して、遵守した動画をアップするようにしましょう。
②パートナープログラムが利用可能な場所に居住
YouTubeパートナープログラムを利用するには、同プログラムが利用できる国や地域に住んでいることが最低条件です。日本はもちろんこのリストに入っていますが、海外からYouTubeパートナープログラムの利用を考えている人は必ずチェックするようにしましょう。
リストは「YouTube パートナー プログラムをご利用いただける国や地域 – YouTube ヘルプ」からご確認いただけます。
③12ヶ月以内の動画総再生時間が4000時間以上
直近過去12ヶ月間の総再生時間が4000時間以上という条件が、YouTubeパートナープログラムで収益化するための条件の1つです。この条件は一定数以上のコンテンツがチャンネルにあり、かつ視聴されていると判断するための基準です。
4000時間は動画の長さにもよりますが、およそ10万再生です。有名YouTuberであれば1本の動画で達成できる再生数ですが、一般YouTuberにはなかなか高いハードルです。
④チャンネル登録者数1000人以上
動画の再生時間以上にハードルが高いのが「チャンネル登録者数1000人以上」という条件です。動画再生時間は瞬間最大風速で達成可能なケースもありますが、チャンネル登録者数は地道に増やしていくしかありません。
もともと、ブログやTwitterなどで多くのフォロワーがいる人ならともかく、いちからYouTubeを始める人にとってかなり高いハードルです。どうすればチャンネルが面白いと思ってもらえるか、しっかりと戦略を組み立てて地道に登録者数を増やしていくしかありません。
⑤アドセンスアカウントを持っている
YouTubeパートナープログラムの審査に通ると動画に広告を掲載し、再生数などに応じて収益を得ることができます。その収益を受け取るために必要なのがGoogleアドセンスアカウントです。
YouTubeパートナープログラムの審査と同時に、新規にGoogleアドセンスアカウントを作る手続きも案内されます。もし、すでにGoogleアドセンスアカウントを持っている場合は、接続手続きのみ行うようにしましょう。
審査落ちしても30日後に再審査可能
チャンネル登録者数1000人以上、12ヶ月間の総再生時間4000時間以上という収益化条件を達成した上で審査を受けると、約1ヶ月の審査期間があります。この審査に落ちてしまった場合でも30日後に再審査を申請できます。
一度審査に落ちたら二度と審査できないわけではありません。再審査のときにはチャンネル内の動画や、YouTube収益化ポリシーなどをしっかりと見直しましょう。審査に落ちた理由をクリアして、審査合格を目指してくださいね。
YouTube収益化の仕組み
YouTubeの収益化の仕組みについてざっと知っておけば、収益化を目指すイメージをしやすいはず。大雑把に頭に入れておいてイメージを描ければ、モチベーションを保ちやすくなります。
広告収入の仕組み
YouTubeで自社製品やサービスをPRしたい企業が、YouTubeに掲載料を支払って広告を出します。この広告はテレビCMのように流れたりバナー広告であったりと、さまざまなタイプがあります。
動画投稿者は動画ごとにどういったタイプの広告を掲載するか決定できます。広告内容についてはYouTubeが自動でマッチングするため、動画投稿者に決定権はありません。こうして動画広告を掲載した動画投稿者には報酬が発生します。
広告には大きく4つの広告があります。
- インストリーム広告
- オーバーレイ広告
- ディスプレイ広告
- スンポンサーカード
インストリーム広告はテレビCMのように、動画再生中に表示される動画の広告です。インストリーム広告は5秒後にスキップ可能な広告と、最後まで視聴しないと本編の始まらないスキップ不可能な広告の2種類があります。
オーバーレイ広告は動画下部に表示されるバナー広告です。「×」を押すことで非表示にでき、視聴の邪魔になりにくいという特徴があります。ディスプレイ広告は再生画面右横の動画一覧に表示される広告のことです。
これらの広告を、YouTubeパートナープログラム審査に通過することで設定できるようになります。
収益化に必要な手続き
収益化に必要な条件は上述してお伝えした通りです。収益化に必要な手続きは以下の4つになります。
- 収益受け取りを有効化
- YouTubeパートナープログラムに同意
- GoogleのAdsenseアカウントを作成、ないし紐付ける
- チャンネルの収益化を申請する
これらの手続きは、スマートフォンからでも可能です。スマートフォンで手続きする場合はYouTubeアプリではなく、ウェブブラウザを利用してYouTubeStudio(クリエイターツール)に移動して手続きしてください。
再生回数と収益の関係
YouTubeパートナープログラムに参加して収益を有効化すると、動画が再生されるごとに収益が発生します。この収益は1再生0.05円~0.1円が一般的な目安です。UUUMに所属するような有名YouTuberの場合だと最大0.3円という話もあります。
とすると、1再生が0.1円として、10万再生で1万円の収益が発生することになります。YouTubeでは広告収益以外にも収益の仕組みがいくつもありますので、それらを組み合わせて収益の最大化を目指しましょう。
まとめ
YouTubeパートナープログラムの収益化条件は、これからYouTubeに参入しようとする人にとってなかなかハードルが高いかもしれません。特にチャンネル登録者数1000人以上という条件に多くの人が苦戦します。
ただ漫然と動画をアップしているだけではクリアできません。クリアするための戦略を立てて着実に目標を突破しましょう。