GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトをどう併用する?
- アソシエイトとアドセンスの併用の効果が知りたい
- アソシエイトとアドセンスを、どのように併用したらいいか知りたい
GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトは、アフィリエイトをするときの有力な選択肢です。特に初心者アフィリエイターにとって、GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトは使い勝手のいいサービスです。
GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトは、併用することが可能です。併用することで生まれる効果や、最適な併用の方法を解説します。
目次
Googleアドセンスとは
Googleアドセンスとはクリック報酬型広告です。表示された広告がクリックされると、数円~数百円の報酬が発生します。平均クリック単価は20~30円ほどですが、ジャンルによっても単価は変わってきます。
Googleアドセンスの特徴について、3つの視点から解説します。
クリック報酬型広告の最大手
Googleアドセンスはクリック報酬型広告の中で、もっとも知名度が高い最大手です。クリック単価も業界でトップクラスを誇り、クリック報酬型広告を導入するなら最有力候補として挙がります。
Googleアドセンスは、規約違反に厳しいことでも有名です。規約違反は最悪、アカウントの永久停止措置もあり得ます。またアダルト、私営ギャンブルなどのコンテンツも規約違反となります。
余談ですが公営ギャンブルのコンテンツは、規約違反になりません。
これらのハードルを越えられるなら、Googleアドセンスはもっとも有力なクリック報酬型広告です。
独自ドメインでないと審査が受けられない
無料ブログを使用しているブロガーにとって頭の痛い話ですが、Googleアドセンスのアカウント審査は独自ドメインしか申し込めません。サブドメインやサブディレクトリは、審査申し込みすらできません。
Googleアドセンスを利用するなら、最初から独自ドメインを取得しておきましょう。
安定して報酬が得られる
Googleアドセンスでマネタイズしたときの特徴は、収益の安定性です。Googleアドセンスは成果報酬型広告と異なり、クリックされるだけで報酬が発生します。よって少ないPVでも、クリック率やクリック単価はわりと安定します。
ただし成果報酬型広告のように、爆発的な収益は期待できません。どのようなコンテンツやジャンルでも、一定以上の収益が安定して発生するのがGoogleアドセンスです。
Amazonアソシエイトとは
Amazonアソシエイトとは、GAFAにも数えられる巨大企業のAmazonが運営する、成果報酬型広告です。審査はGoogleアドセンスと比較して甘めで、一発通過も珍しくありません。加えてブログやサイトだけでなく、TwitterなどのSNSにもアフィリエイトを貼れるのが特徴です。
成果報酬型広告
Amazonアソシエイトの一番の特徴は、成果報酬型広告であることです。クリック報酬型広告と異なり、広告がクリックされてユーザーが商品ページに行き、商品を購入することで初めて報酬が発生します。
成果報酬は低いがCVRは高い
Amazonアソシエイトは、商品ジャンルによって値段の3%~10%と報酬は異なります。1件あたりの最大報酬は1000円が上限です。加えてAmazonプライムやKindleUnlimitedなど、サービスへの加入は500円~1000円の報酬が設定されていることもあります。
成果報酬型広告としては単価が安く、還元率も低めです。しかしAmazonアソシエイトは、他の成果報酬型広告と比較してCVRが高めという特徴があります。
CVRはコンバージョン率とも言われ、日本語では成約率のことです。100クリックされて10商品が成約すれば、CVRは10%となります。AmazonアソシエイトのCVRは、10~15%を記録することもあるようです。
扱っている商品が幅広い
Amazonアソシエイトの一番の特徴は、扱っている商品が幅広いことです。身の回りに存在するものすべてを、Amazonアソシエイトは扱っていると言って過言ではありません。
よってどんなジャンルのブログでも、Amazonアソシエイトで扱える商品がないなんてことはまずあり得ません。
加えて扱っているジャンル、商品が幅広いので、コンテンツの一部としてAmazonアソシエイトを利用することも可能です。
GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトは併用できる?
結論から言えば、GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトは併用可能です。Googleアドセンスは規約が厳しいですが、Amazonアソシエイトだけでなく他のASPとの併用も当然可能です。
「Googleアドセンスを利用しながら、他のASPを掲載するとアカウント停止になる」という説は、明確に誤りです。
ただし注意点はアフィリエイトの記事(商品レビューなど)が5割を超えると、Googleアドセンスのアカウント停止が発生しやすくなるそうです。アフィリエイト記事以外のノウハウ系記事が5割以上を、基準にしましょう。
GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトの活用法
Googleアドセンスと、Amazonアソシエイトはどのように併用すると効果的でしょうか。いくつかの方法が考えられますが、ブロガーにとってもっとも併用しやすい方法を解説します。
Amazonアソシエイトはコンテンツの一部として活用
Amazonアソシエイトは、成果報酬型広告です。したがって全く関係のない記事に広告を表示させていても、報酬はほとんど発生しません。関連したジャンルや内容の記事内で、コンテンツの一部として活用するのがもっとも効果的なAmazonアソシエイトの利用方法です。
例えば「ブログの書き方」がコンテンツ内容の場合、ライティング系の本を紹介するのはどうでしょう。もしくはタイピングのコンテンツなら、タイピングしやすいキーボードを紹介してもいいでしょう。
記事内はAmazonアソシエイト
コンテンツの一部として、記事内でAmazonアソシエイトを活用するのがもっとも効果的です。
しかし例外もあります。例えばサイトやブログが、絞ったジャンルを扱っている場合です。そのジャンルに興味のあるユーザーが集まるのですから、サイドバーやフッターなどにAmazonアソシエイトを配置しても効果があるかもしれません。
雑記コンテンツか専門コンテンツかによっても、効果的な活用法は異なります。
記事外はGoogleアドセンス
記事外には、Googleアドセンスを配置するといいでしょう。Googleアドセンスの効果的な配置は「目次下」「記事直下」「関連コンテンツ」の3つだと言われています。
Googleアドセンスはコンテンツや、ユーザーにパーソナライズした広告を表示します。しかし記事中にGoogleアドセンスが多いと、読むのに邪魔でユーザビリティも低下します。記事内への配置は、最低限がいいでしょう。
他方、Googleアドセンスは自動広告機能もあります。Googleがサイトごとに、最適な広告配置を測定して配置してくれます。収益が上がったとの報告もありますから、一度試してみてもいいのではないでしょうか。
まとめ
Googleアドセンス、Amazonアソシエイトは、単体で収益性は高くありません。しかし2つを併用することで、収益性を向上させることが可能です。他のASPを活用することも含めて、自身のブログやサイトでの最適解を探してみるといいでしょう。