ブログ初心者がいちからブログの収益化を目指す方法と戦略
ブログを収益化したい初心者の第一歩は?
何から学習したり、実践すればいいの?
ブログで本業以外にも、お小遣い稼ぎができたら嬉しいですよね。しかしブログをしたことがない初心者は、何から手をつけていいのかもよくわからないはず。
ブログを収益化してお小遣い稼ぎするための方法と、戦略の基礎の基礎を解説します。
目次
ブログが収益ができる仕組み
あなたの目的はブログを書くことではなく、ブログで収益を得ることですよね?でしたらまず、ブログを収益化するための仕組みを理解しましょう。
記事に掲載した広告から収益が上がる
ブログを収益化する方法は、大きく分けて2つあります。
- 広告を掲載してその成果やクリックから報酬を得る
- ブログから自分のスキルや商品を販売する
前者のアフィリエイトが一般的な収益化方法です。後者の自分の商品やスキルを販売することは、ある意味で副業として自営業を始めるに等しいですから、少々ハードルが高いです。
この記事ではもっぱら、アフィリエイトについて解説していきます。掲載する広告には、2種類があります。クリック報酬型広告と成果報酬型広告です。
クリック報酬型広告
クリック報酬型広告として知名度が高いのが、Googleアドセンスです。記事内容や読者に適した広告を自動で表示し、クリックされることで報酬が発生します。報酬金額はワンクリックで数円~数百円です。
1000PVを表示したときの平均的な収益額(ページRPM)は、200~300円です。クリック報酬型広告の特徴は、PVが少なくても安定して報酬が発生することです。デメリットは、報酬が安価であることです。
成果報酬型広告
成果報酬型広告は、一般的にアフィリエイトと呼ばれます。掲載した広告の商品やサービスが購入されると、報酬が発生します。報酬の金額はASPや広告主によってさまざまです。
Amazonは3~10%の還元率と低いですが、一般的なASPだと15%以上の還元率や数千円以上の報酬の商品やサービスが多いです。中には1つの成約で、単価1万円以上のものもあります。
中級者以上なら1000PVあたりの平均収益額が、1000円以上も見込めます。デメリットは、成約されなければ報酬が全く発生しないことです。
ブログを収益化したい初心者がまずすること
ブログを収益化したい初心者がしなければならないことを、順を追って解説します。細かい部分は脇に置いて、まずは全体像を把握してください。
ブログの開設
何よりも最初に、ブログを開設しないと始まりません。ブログには無料・有料ブログサービスの他に、CMS(コンテンツ管理システム)と呼ばれるソフトを使用する方法もあります。代表的なCMSは、WordPressです。
WordPressでブログを開設する場合は、レンタルサーバーやドメインの料金がかかります。後述しますが、収益化したいなら無料ブログはおすすめしません。WordPressがベストな選択です。
一定数の記事を公開
ブログを開設したら、一定数の記事を書いて公開しましょう。というのも、アフィリエイトやGoogleアドセンスの申し込みには審査があり、その審査にはブログの内容が必要だからです。
記事は収益化するジャンルを見定めて書きましょう。例えばテーマがダイエットならダイエット、投資なら投資とブログ開設前に決めておきましょう。
アフィリエイトやアドセンスへの申し込み
記事数が10~30記事もたまれば、アフィリエイトやアドセンスへの申し込みで不合格になる確率も下がります。
クリック報酬型広告はGoogleアドセンス一択ですが、成果報酬型広告はたくさんのASPがあります。A8.netやAmazonアソシエイト、もしもアフィリエイトなど複数の大手ASPへ申し込んでおきましょう。
分析ツールの導入
ブログを収益化するためには、アクセスや検索流入数、ブログ構造などを分析できるツールが必要です。
Google AnalyticsとGoogle Search Consoleの2つは、必ず導入しましょう。ブログサービスに付随しているアクセス解析ツールは、有り体に言うと役に立ちません。
ブログの収益化を目指しているブロガーで、上記2つのツールを導入していない人はほとんど皆無です。
収益化のための戦略と考え方
ブログ収益化にどのような戦略や考え方があるのかを、しっかりと把握することは大事です。その上で自分にできそうなことを見極めて、適切な戦略を採用しましょう。
戦略1 少数でも購買意欲の高い読者を集める
あなたのブログの目的は収益化であって、多くの人に記事を見てもらうことではありません。アクセスアップは手段であって、目的ではないのです。
商品を売るもっとも簡単な方法は、その商品がほしい人に売ることです。そんなのは当たり前で、それができれば苦労はしないよっ!って?それができるのがブログです。
その商品をほしい人たちが検索するキーワードで上位表示すれば、購入意欲の高い顧客を集められます。顧客の数が少なくても、成約率を上げることで収益性を高める戦略です。
この戦略では、たったの1万PVで数万円の収益を得ることも可能です。問題は収益化できるキーワードは競合性が高く、なかなか上位表示をもぎ取れないことです。
戦略2 とにかくPVを稼いで収益につなげる
とにかくPVを稼ぐことで、収益額を上げる方法もあります。成約率が低くても、母数が大きければ成約数も増えるという考え方です。加えてPVが多ければ、Googleアドセンスなどのクリック報酬型広告も併用できます。
こちらは顧客を狙い撃つのではなく、人が集まれば商品も売れるという考え方です。
収益化を考えずにブログを始めて、そのあとで収益化しようとするパターンで採用される戦略です。ブログを始めたら思いのほかアクセスがあり、収益化するパターンです。
しかしまずアクセスアップが大変です。あなたに多くの人が読みたい記事、興味深い記事を書けるスキルが必要です。
雑記ブログと特化ブログ
戦略1は特化ブログに向いた戦略です。特定ジャンルに記事を絞ることで、そのジャンルに興味の高い読者を集めることができます。検索上位さえとれれば、もっとも効率のよい収益化戦略です。
しかし特化ブログは記事ネタが尽きやすいことや、収益化できるキーワードの競合性が高いことなどがデメリットです。
戦略2の場合は多くのケースで、雑記ブログです。ノンジャンルですから記事ネタはいくらでも存在し、書くのに困ることはないでしょう。競合の少ないキーワードを、狙っていくこともできます。
ただし収益化するという目的において、雑記ブログは非常に効率が悪いです。大きなアクセスがないと、収益額も雀の涙になります。
ブログを始めるならWordPress一択
収益化を目的としないなら、どのようなブログサービスでブログをしても困りません。しかし収益化が目的なら、WordPress一択です。
- 広告の配置が自由にカスタマイズできる
- アフィリエイト用のプラグインが利用できる
- SEO(検索エンジン最適化)に強い
WordPressは運用に知識やランニングコストが必要ですが、それを補って有り余るメリットが上記3つです。
まとめ
初心者がブログを収益化使用とする場合、最初の数ヶ月から1年は勉強だと思うようにしましょう。最初から上手く行く人なんて、ほとんどいません。
しかし真面目に取り組めば、サーバーやドメインといったランニングコストくらいは、すぐに余裕でまかなえますよ。