YouTuberのための動画データ管理やバックアップの方法
- YouTuberは動画のデータ管理をどうしているのか知りたい
- 動画データを管理できるクラウドサービスを知りたい
YouTuberとはYouTubeに動画を配信することで生計を立てている人たちのことです。YouTuberのアップする動画データは膨大で、数百から数千件以上の動画配信をしているYouTuberもいます。そんなYouTuberたちは動画の元データをどのように管理しているのでしょうか。
バックアップはとても重要です。例えば、アカウント停止などの処置も万が一の場合はあり得ます。YouTuberたちがどのような方法でデータ管理しているのかわかりやすく解説します。
目次
YouTuberは動画データをどうやって管理しているの?
YouTuberが動画のデータ管理するための方法は2つあります。オンラインストレージと外付けハードディスクです。動画データだけに限らずさまざまなデータはバックアップが必要不可欠です。データ量と相談してバックアップ方法を決めましょう。
オンラインストレージ
オンラインストレージとは、オンライン上にデータを保存できるサービスのことです。Googleドライブもオンラインストレージの一種で、15GBまで無料で使用できます。他にもOneDriveやDropboxなどがオンラインストレージに分類されます。
オンラインストレージは故障の心配がなく、メンテナンスの必要もありません。インターネットにさえつながっていればデータを管理できます。一方、オンラインストレージは容量が大きくないというデメリットもあります。
外付けハードディスク
外付けハードディスクは、リーズナブルに大量のデータを管理できます。
外付けハードディスクのメリットは買い切りであることです。オンラインストレージのように月額料金がかかりません。くわえて、容量も大きいです。例えば2TBの外付けハードディスクは6000円~7000円ほどで購入できます。
デメリットは故障の心配がつきまとうことです。もし外付けハードディスクが故障してしまえば、保存していたデータは消えます。重要なデータは複数のバックアップを取っておきましょう。
YouTubeの動画にバックアップが必要な理由
動画のバックアップが必要かどうか疑問に思う人もいるでしょう。しかし「アカウントの停止や削除」「編集して再アップしたい場合」などのケースで動画をバックアップしていないと悲惨です。
それぞれのケースについて、なぜ動画のバックアップが必要なのか紹介します。
アカウント停止や動画の削除
例えば何かの手違いでアカウントが削除や停止された場合、動画データも一緒に凍結されます。また、アカウントに何らかの原因でログインできなくなった場合も同様です
こういった万が一のトラブル時に動画データをバックアップしていないと、動画を撮影・編集した今までの努力が水の泡です。
編集して再アップしたい
YouTubeに動画データをアップして元動画のデータを削除してしまった場合、もし動画に不具合が見つかって修正したくても再編集ができません。再編集したいなら元動画のデータや編集データが必要です。
動画の再編集や修正のためにも、元動画データのバックアップやデータ管理は必要不可欠です。
おすすめのオンラインストレージ5選
YouTubeの動画データ管理におすすめのオンラインストレージを5つ紹介します。自分に最適だと思うサービスを選んでくださいね。
Dropbox
Dropboxは画像や動画、大容量のCADファイル、ドキュメントなどさまざまなデータを保存できるサービスです。スマホからも使えますので、スマホのストレージの1つとして利用するのもありです。
Dropboxはパソコンやスマホと瞬時に同期されます。さらに、間違ってファイルを消してしまった場合でも、30日以内なら復元できます。Dropboxでは削除されたファイルやフォルダのコピーを30日間自動保存しているからです。
Dropboxの個人用プロフェッショナルなら3TBの容量があり月額は2000円です。YouTubeの動画データ管理用にも十分に使用できます。
iClound
iCloudはApple社が提供するオンラインストレージです。iCloudを利用するにはMac、iPhone、iPadなどApple社製のデバイスからのサインインが便利です。もちろんWindowsユーザーでもiCloudを利用することはできます。
iCloudでは追加容量2TBが月額1300円で利用できます。他のオンラインストレージよりややリーズナブルですので、費用を抑えたい人にも向いたサービスです。
OneDrive
OneDriveはマイクロソフトが提供しているオンラインストレージです。無料では5GBしか利用できませんが、Office 365 Soloなら月額1274円で1TBのストレージを利用できます。
複数人でのファイル共有機能もついており、共同作業をする場合にも便利です。
Microsoft OneDrive | 無料のクラウド ストレージ | ファイル共有
Googleフォト
GoogleフォトはGoogleが提供する動画と写真に特化したオンラインストレージです。今までは容量無制限で無料だったのですが、2021年6月からGoogleアカウントに与えられている15GBの範囲しか無料にならなくなります。
Google Oneなら2TBを月額1300円で利用できます。
Google フォト – 思い出を何枚でも保存、見たいときにはすぐに見つかる
YouTube
YouTubeの動画データをYouTubeにバックアップしておくというアイディアもあります。別アカウントを取っておき、非公開で動画の元データをアップしておきましょう。
YouTubeなら動画データは無料で無制限にアップすることができます。非公開だからと制限はありません。
YouTubeの動画データ管理するなら外付けハードディスクがおすすめ
オンラインストレージを動画データ管理に使用するなら継続して利用料金がかかります。しかし、外付けハードディスクなら買い切りです。
外付けハードディスクが動画データ管理に向いているポイントを解説します。
容量が大きい
オンラインストレージは大きくても数TBが限界です。しかし外付けハードディスクならいくらでも容量を増やせます。例えば4TBの外付けハードディスクは1万円以下で購入できます。
動画を直接編集できる
オンラインストレージを利用するなら、一度ダウンロードしてからソフトに動画を取り込む必要があります。インターネット回線の速度にかなり左右されて不安定です。
けれども、外付けハードディスクなら動画を直接編集できます。安定性や速度はオンラインストレージと比べものになりません。
バックアップが簡単
外付けハードディスクはオンラインストレージのようにサインインしたりする必要がありません。直接、コピーアンドペーストで保存すればいいだけですから簡単です。外付けハードディスクはオンラインストレージより手軽です。
まとめ
動画データは非常に大きくデータ管理も大変です。オンラインストレージならメンテナンスなどの必要はありませんが、容量が不安です。YouTubeの動画データ管理をするなら外付けハードディスクが費用、性能的におすすめです。
費用より手軽さならオンラインストレージ、費用対効果なら外付けハードディスクを動画データ管理に使用しましょう。