YouTubeと各種SNSの連携方法や連携のメリット
- YouTubeとSNSを連携させたい
- YouTubeと連携させられるSNSの種類を知りたい
YouTubeは誰もが知っている動画共有サービスです。世界中で20億人以上のユーザーがおり、多くの企業がYouTubeマーケティングに参入しています。YouTubeマーケティングの効果を高めるためには、動画の再生回数がもっとも重要になります。
エンタメ性の高い動画やクオリティの高い動画を作って、企業やYouTuberがしのぎを削っています。動画再生回数を多くするためには動画そのものの質だけでなく、露出も重要になってきます。
SNSとYouTubeを連携すれば動画の露出を上げることができます。今回の記事ではYouTubeと各種SNSを連携するメリットや、連携するための方法について解説します。SNSと上手に連携してYouTubeマーケティングの効果を高めましょう。
目次
YouTubeとSNSを連携させるメリット
YouTubeとSNSを連携させるメリットは主に3つあります。SNSで動画を露出させることでアクセスを流し込んだり、YouTubeのチャンネル登録者を獲得したりできます。
くわえて、SNSとYouTubeの相乗効果も期待できます。SNSでバズればYouTube動画の再生回数もアップさせられます。それらのメリットについてわかりやすく紹介します。
SNSからYouTubeにアクセスが流れ込む
SNSとYouTubeを連携させる最大のメリットは、SNSからYouTubeにアクセスが流れ込むことです。SNSでYouTubeの動画を露出することでフォロワーが興味を持ったり、リツイートやリンクされることで拡散したりする効果が期待できます。
SNSでは広く拡散することを「バズる」と呼びます。動画を掲載してバズると動画再生回数も一気に増加します。
YouTube動画でSNSのフォロワーを獲得できる
動画はコンテンツとして非常に優秀です。テキストや画像のコンテンツに比べて、動画コンテンツは5000倍の情報量があるという説も存在します。テキストや画像では伝えきれないニュアンスやイントネーションが、動画ではわかりやすく伝わります。
その優秀なコンテンツである動画をSNSに投稿すると、SNSのフォロワー獲得の増加が期待できます。YouTubeとSNSを連携させると、YouTube側だけでなくSNS側にもメリットが生まれるのです。
相乗作用によるアクセスアップが期待できる
フォロワーはあなたの発信するコンテンツに興味があります。SNSであなたのフォロワーになったユーザーは、YouTubeでもチャンネル登録してくれる可能性が高いです。逆も同様で、YouTubeのチャンネル登録者はSNSのフォロワーになってくれる可能性があります。
YouTubeとSNSを連携させることで、お互いに相乗効果を生み出します。SNSはもちろんですが、YouTubeのコメント欄にもSNSへのリンクを設置してユーザーを積極的に誘導しましょう。
YouTubeと連携できるSNSの種類
YouTubeと自動で連携できるSNSはFacebookとTwitterだけです。しかし、手動ならその他にもInstagramやPinterest、TumblrなどさまざまなSNSが連携可能です。
ターゲットにしたいユーザー層に適したSNSを選択することが重要です。どのようなターゲットに適しているかも含めてSNSを解説します。
Facebookはアメリカに本社を置くSNSサービスで2004年に開始されました。日本には2008年に上陸しましたが、当初はTwitterやmixiなど他のSNSに押されてサービスの普及が進みませんでした。
現在、Facebookの国内利用者は2600万人に上ります。ユーザーの特徴は10代が極端に少なく、40代以上の男性利用者が多いことです。代表的なSNSの中で60代のユーザーがもっとも多いとのデータもあります。
FacebookはYouTubeと自動で連携することが可能です。
Twitterはアメリカに本社を置くSNSサービスで2006年に始まりました。英語では280文字、日本語などでは140文字の文字数制限が特徴的なSNSです。2008年に日本に上陸してSNSの主流となりました。
クローズドなSNSであるLINE、動画共有SNSであるYouTubeなどをのぞいた中ではもっともユーザー数が多く、4500万人のユーザーを抱えています。Twitterの年齢増は20代がもっとも多く、年代が上がるごとに男性の比率が高まります。
TwitterはYouTubeとの自動連携も可能です。オープンSNSでバズることも多いため、YouTubeマーケティングを展開するなら必ず登録しておきたいSNSです。
InstagramはFacebook.Incが所有する動画・画像共有SNSです。2010年にアプルストアで登場し、一気に100万にのユーザーを獲得して有名になりました。
Instagramの特徴は動画や画像を共有するSNSであることの他、バズりにくいことも特徴です。投稿した内容がフォロワーまでしか届かないためです。Instagramのユーザー数は3300万人で、20代から40代が中心です。くわえて、女性比率が高いこともInstagramの特徴の1つです。
Pinterestは「ピンタレスト」と読みます。写真共有サービスすが動画の共有も可能です。Pinterestのユーザー数は2019年時点で530万人であり、徐々に増加しています。ユーザー数のボリュームは3大SNSには劣ります。
Tumblr
Tumblrはブログとミニブログ、ソーシャルブックマークを統合したサービスです。20代から30代のにユーザーを抱えていますが、日本ではあまり浸透していません。ブログとして利用するのなら選択肢として検討してみましょう。
YouTubeではC世代をターゲットに
YouTubeのユーザーの中心は「C世代」と呼ばれている人たちです。4つのCがこの世代の特徴です。
- Connection(つながり・関係)
- Creation(創造・創作)
- Community(集団・共同体)
- Curation(精選・収集して整理)
C世代はたとえば、Google検索よりSNS検索を多用することでも知られています。C世代をターゲットにするならSNSとYouTubeの連携は必要不可欠です。
YouTubeとTwitterの連携方法
- YouTubeトップ画面の右上アイコンをクリック
- アカウント名から歯車アイコンをクリック
- 左メニューバーから「接続済みのアカウント」をクリックし、Twitterアイコンの「接続」をクリック
- Twitterにログインして「連携アプリを認証」をクリック
以上でTwitterとYouTubeとの連携が完了します。動画のアップロード時や動画を再生リストに追加したとき、高評価をしたときなどにTwitterとシェアできます。これらの項目は選べますので、自身でチェックを入れましょう。
YouTubeとFacebookの連携方法
- YouTubeトップ画面の右上アイコンをクリック
- アカウント名から歯車アイコンをクリック
- 左メニューバーから「接続済みのアカウント」をクリックし、Facebookアイコンの「接続」をクリック
- Facebookにログインして「連携アプリを認証」をクリック
Facebookの連携も基本的にTwitterと同様です。
YouTubeとInstagramは連携できる?
YouTubeはInstagramとの自動連携はできません。Instagramと連携したい場合は手動でInstagramに投稿するしかありません。
YouTubeとSNSの連携はTwitterやFacebookを中心に検討してくださいね。
まとめ
YouTubeをSNSと連携することで多くのメリットがあります。SNSで動画を露出して再生回数を増加させたり、SNSのコンテンツとして動画を投稿することでフォロワーを増やしたりできます。
SNSとYouTubeの相乗効果を上手く利用して、動画のシェアに活用してくださいね。