SEOで記事作成代行を使うべきではない絶対的な理由
- SEO対策した記事作成が大変なので代行に依頼したい
- 記事作成代行って実際どうなの?
- SEOで記事作成代行を使うべきではない理由って何?
目次
SEOで記事作成代行を使うべきではない絶対的な理由
以下の理由により記事作成代行を使うべきではないと断言できます。
- 依頼主が思うほど高いクオリティの高い記事をライターは書けない
- 結局納品された記事をリライトすることになる
- 記事構成のアウトラインを共有するコストが意外と高い
後半で記事作成代行を使う場合についても解説しますが、先ずは使うべきではない理由を読んでください。
僕自身が失敗したことも沢山含まれており、本記事の読者の方には失敗してほしくないという思いがあります。
1. 依頼主が思うほど高いクオリティの高い記事をライターは書けない
『依頼主が思うほど』という部分が重要です。
執筆者がどの様な人かに関わらず、自分が思ったような記事は絶対にライターには書けません。
誰が書いても同じになるのであれば、世の中のSEOを頑張っている人たちがみな等しく検索順位の1位を取れるはずですよね?
しかし、実際にはそうはなりません。
『じゃあその差は何なの?』という疑問が湧いてくるはずです。
様々な人が上位表示を目指しSEOを意識した記事を書いても結果が同じにならない理由
様々な人が上位表示を目指し記事を書いても結果が同じにならない理由は以下の2点に集約されます。
- SEOライティングは経験によるところが非常に大きい
- SEOで大事なのは記事単体だけではないから
まず、SEOのライティングは簡単ではありません。『見出しにキーワードを入れて書けば上位に表示されるんでしょ?』と思うかもしれませんが、それは6年以上前の話です。
昨今のSEOはGoogleのアルゴリズムアップデートでGoogleが賢くなるにつれてどんどん難易度が上がっています。巷に溢れかえっている情報だけでは上位を獲得することは非常に難しいと言えます。
そもそも文章を書いて人に物を伝えるという技術は、人と話すよりも高度な技術です。
その高度な技術に加え、Googleのプログラムが理解しやすい構造を意識しながら執筆するということになるため、実際は手を変え品を変えテストを繰り返す中で、ある程度のアタリをつけられるようになるのが現実であり、経験に大きく依存してしまいます。
同じ内容を表現する場合であっても、人によって言葉の選び方が違うから結果も変わってくるわけです。
ライティングに高い技術と経験が求められるSEO業界ですが、どうにか経験に依存するノウハウ以外の部分でSEOを強化する方法はないかと考えた結果、2つ目の『SEOで大事なのは、記事単体だけではない』という発想が出てきます。
『記事単体ではSEOの効果は望めない』と考えて諦めてしまっては勿体なく、
「じゃあブログ全体でSEOに特化させて競合と戦おう」
というのが、サイト構造の視点からSEOに取り組むという概念です。
2. 結局納品された記事をリライトすることになる
理由の2つ目は、納品記事のリライトが発生してしまうということです。
納品された記事が自身の満足できる記事でない場合、自身の満足するレベルに引き上げる必要が必ず出てきますし、僕自身すべての記事でリライトを行います。
何故すべての記事でリライトが発生するかと言うと、コストの視点もそうですが、一番の大きいのは『サイトを作った理由が自分にしか分からないから。』です。
サイトを作った理由が自分にしかわからない以上、内部対策を行ったり加筆するのは自分にしか出来ない作業ですのでその過程で必ずリライトが発生するのです。
3. 記事構成のアウトラインを共有するコストが意外と高い
記事をライターの方に執筆してもらう際に、絶対に行ってもらう作業の中にアウトラインを書き起こすというものがあります。
アウトラインを含め、SEO対策を行いながら記事を執筆する場合は、記事の骨子となる設計図は絶対に必要になります。
そしてこのアウトラインを書き起こす作業に対してこちらからの指摘が意外と大変なことが多いのです。
キーワードに対して執筆を依頼した場合、そのキーワードを軸にどのようなロングテールを組み立てるのかが人によって異なってきます。
そして多くの記事が、ロングテールキーワードの拾い方を間違えてしまい、Google検索結果の上位に表示されないということが起こるのです
自らの能力向上のために先ずは自分で執筆する
僕がこの記事の中で言いたいことは結局以下の一言です。
- 自分の伝えたいことは自分で書きましょう
自分で頑張って書いた記事が人にシェアされたり、その記事から商品が売れたりすると、人に頼んだ時とは比べ物にならない満足感が込み上げてきます。
もっと書きたい
もっと人の役に立ちたい
そう思えるようになったらどれだけでも記事が書けます。
それでも記事作成代行を頼みたい方へ
さて、ここからは
それでもやっぱり記事作成代行にお願いしたいと思う方向けに注意するべき視点を解説していきます。
SEOで記事作成代行に依頼したいと思った理由がとても重要
基本的にネガティブな要因で依頼するのはあまり得策ではありません。というか間違いなく失敗します。(経験談)(;・∀・)
- 書くのが面倒くさいから
- SEOを考慮した構成を考えるのが大変だから
上記のようなネガティブな理由で代行を頼もうと思っている状態はかなり危険です。
このような段階では、記事作成代行等の他者に記事を書いてもらっても、記事内容を校正出来るほどのスキルが身についてない場合が多いからです。
ある程度構成力に自信が持てるようになり、Googleサーチコンソール等で上位の記事の特性が理解できるようになった辺りからがオススメです。
記事作成代行業者を選ぶ基準と記事作成代行業者に伝えるべき内容
以下のリストにある内容を全て網羅している方や業者への発注を行えば最低限やばいラインは超えられると思います。
記事作成代行業者を選ぶ基準
- 正しい日本語が使える
- SEOについて一定以上知識があることが分かっている(自分でSEO対策を行ったブログを書いているとか)
- 発注する記事だけでなくサイト全体の構造についても理解している
- 読者の出口(CVR)を正確に把握しようとしてくれる
- 記事構成案をきちんと事前に提出してくれる
- 記事を書くのが好きである(超重要)
僕が苦労したのは、正しい日本語を使える人を探すことでした。
書き言葉や話し言葉を正確に使い分けている人なども重要な要素となります。
集客にせよ販売にせよ、出口戦略をきちんと考えられる人のほうが安心できます。
事作成代行業者に伝えるべき内容
- サイトの目的と取り扱う明確なジャンル
- サイト全体のどの部分を書いているのかサイト構造内での立ち位置
- 記載しなければならない必須記載事項
- 記載してはならない事項(他の記事とのキーワードの重複など)
- 他者との差別化要因等とのコンテンツの価値を生み出す部分
とにかく代行してもらうにあたり開示可能な情報は完璧に開示しましょう。
また、必須記載事項や差別化要素を整理し、執筆してもらったコンテンツに価値が出るような導き方がとても大切です。
僕自身も記事執筆のお手伝いを行っておりますので、お力添え出来ることがあるかもしれません。
株式会社ルミナスネットワークス代表 生田 寿行(イクタ ヒサユキ)のプロフィール
まとめ
非常に長い内容となりましたが、サイトのスケールを大きくしたり、自身の足りない時間を補う形で、記事作成代行に頼むことは決して悪いことではありません。
しかし、記事作成代行に頼めるだけの力を最低限つけた状態でないとライターの方を正しく導くことは出来ないので、ある程度は自分で執筆を行い、しっかりと力をつけてからさらなる上を目指しましょう。