【実践方法も】SNSを使った集客の成功事例5選
- 「SNS集客をしているが、なかなか結果が出ない」
- 「SNS集客の成功事例を知りたい」
この記事では、上記のように悩んでいる人に向けて、SNSを利用した集客の成功事例を5つご紹介します。5つの事例から見える、SNS集客を成功させる方法についても解説します。
また、この記事では、下記の5種類のSNSにまつわる事例を紹介します。
- TikTok
「SNS集客の成功事例を参考に、自社の集客をもっと強化したい!」
このように考えている人は、ぜひ最後まで本記事をご覧ください。
目次
Instagramの集客成功事例
Instagram(インスタグラム)は、若者を中心に人気が爆発中のソーシャルメディアです。「インスタ映え」という言葉も流行しましたね。
Instagramを上手に利用し集客をしている企業として、『スターバックスコーヒー』をご紹介します。
スターバックスコーヒー
言わずと知れたコーヒーチェーンであるスターバックスコーヒーは、Instagramを利用した集客に成功している企業の1つです。スタバは広告を打たないことで有名ですが、InstagramやTwitterなどのSNSが広告の代替として機能しています。
スターバックスによるInstagram運用の特徴は、『スタバのある日常』がイメージしやすいような写真を投稿している点です。
- モデルがコーヒーを持っている写真
- オフィスのデスク上に置いてあるコーヒーの写真
- 店舗内でゆっくりしながらフラペチーノを飲む写真
スターバックスが売っているものはドリンクではなく、『空間の価値』や『体験』です。そのため、Instagramに掲載する写真は商品が主体のものではなく、商品を買うことで得られる価値を伝えるものが多いのです。
実際、タリーズコーヒーのような競合に比べ、スターバックスは圧倒的にフォロワーが多いのが現状です。
Facebookの集客成功事例
Facebook(フェイスブック)は、匿名性が低く、リアルな人間関係が反映されやすいSNSです。比較的老舗のアプリなので、信頼度も抜群です。
Facebookを使った集客の事例として、『デリッシュキッチン』を取り上げます。
デリッシュキッチン(DELISH KITCHEN)
デリッシュキッチンは、料理のレシピを動画で紹介するサービスです。Facebook上でも積極的に料理動画を発信しています。
一見、特に変わったことをしているようには見えません。しかし、デリッシュキッチンの集客の特徴は、Facebookのコメント欄にあります。
デリッシュキッチンは、ファンからのコメントに丁寧に返信をしているのです。これは大手サービスのアカウントとしては非常に珍しい対応ですが、その効果は抜群です。
なぜコメント返信が効果的かというと、ユーザーとの距離感がグッと縮まるからです。デリッシュキッチンは、絵文字付きのとてもフランクな返信をしています。まるで企業ではなく、友人と会話しているかのような雰囲気が感じられます。
もちろん、すべてのコメントに返信することは現実的ではありません。返信に時間を割きすぎて、他の業務に支障が出るのは本末転倒です。
しかし、アカウントを運用し始めたばかりの頃は、まだフォロワーも少ないですよね。そのようなタイミングなら、積極的にコメント返しをしてみることをおすすめします。
Twitterの集客成功事例
Twitter(ツイッター)は、短いつぶやきを気軽にシェアできるSNSです。拡散力とリアルタイム性が特徴で、幅広い世代に使われています。
Twitterの集客成功事例として、『シャープ』の戦略をご紹介します。
シャープ株式会社
シャープ株式会社は、日本人の誰もが知っているであろう超有名家電メーカーです。
大手企業のSNS発信は、なんだかお堅いイメージを感じますよね。しかし、シャープは真逆です。非常にフランクなツイートをし、ユーザーからは「シャープさん」と親しみを込めて呼ばれています。
もしシャープを知らない人がそのツイートを見たら、一般の人のツイートだと思ってしまうくらい、企業感のないつぶやきになっています。大手メーカーなのにお堅さを感じさせず、親近感が湧くアカウントです。
Pinterestの集客成功事例
Pinterest(ピンタレスト)は、画像が中心のソーシャルメディアです。画像がメインという点ではInstagramと同じですが、使用目的に違いがあります。
Instagramは、画像を利用して情報発信をするのが目的ですが、Pinterestは情報収集が主な目的のメディアです。そのため、Instagramに比べてPinterestユーザーは能動的な姿勢でプラットフォームにアプローチします。
無印良品
Pinterestを効果的に使用している企業としては、無印良品が挙げられます。
無印良品は、Pinterestをカタログのように使用しています。アカウントページには、商品が実際に使用されている写真がズラッと並んでおり、見るだけで買い物に来たような気分になります。
また、写真から直接企業の販売サイトに飛ぶことができます。この利便性も高評価で、多くの人に利用されています。
TikTokの集客成功事例
TikTokは、若者を中心に爆発的に人気を伸ばしているSNSです。15秒以内の短い動画がメインコンテンツです。
情報発信や収集というよりは、もっぱら娯楽の共有として使用されています。
UQモバイル
TikTokを使った集客の成功事例として、UQモバイルをご紹介します。
UQモバイルといえば、「UFO」の曲を使用したテレビCMが印象的ですよね。UQモバイルはこのCMを利用し、TikTokユーザーを巻き込んだユニークな企画を打ち出しました。
CMソングである「UFO」を使った動画をユーザーに投稿してもらうというキャンペーンです。指定のハッシュタグをつけて動画投稿することで、キャンペーンに参加できるシステムです。
このキャンペーンは、若者の間でとても流行しました。既存の素材を最大限に生かした、素晴らしい企画だったといえます。
各成功事例から見える、集客のポイント
ここまで、各SNSの成功事例について解説してきました。しかし、有名企業の例を取り上げたので、「自分たちにはこんなことできない…」と感じた人もいるのではないでしょうか。
そこで、各成功事例からわかる、集客のポイントについてまとめました。各ポイントは、すぐに実践できるものに限定しましたので、「どのように自社の集客に取り入れるか?」を考えながら読んでみてください。
①世界観を統一した発信
SNS運用を始める前に、「このSNSは誰に向けて、何を発信していくのか?」を明確にしましょう。発信目的を明確にすることで、世界観に統一性が生まれます。
たとえば、ターゲットが経営者の場合と女子高生の場合とでは、投稿内容が大きく変わってきますよね。あらかじめターゲットを決めておかないと、内容にブレが生じてしまいます。
②プライベート感を出す
シャープの例のように、親近感を意識した発信もおすすめです。
全ての発信が商品の紹介だったら、なんだかお堅いイメージを持ってしまいますよね。お金儲けの匂いを感じてしまう人もいるかもしれません。
ですので、多少の人間味があったほうが、ユーザーは親しみを覚えてくれるのです。
③役立つコンテンツを発信
情報や宣伝だけでなく、生活に役立つような情報発信をするのもポイントの1つです。
事業に関連のあるお役立ち情報を継続的に発信することで、大きな信頼感を生むことができます。
たとえば、コーヒーショップの場合は、「コーヒーの淹れ方のコツ」や「コーヒー豆の種類」などの情報を発信するのがいいでしょう。
まとめ
ここまで、SNSを使った集客の成功事例について紹介してきました。
SNS集客はすぐに効果が出るものではありません。地道な努力が必要です。
今回紹介した事例と成功のポイントを参考に、泥臭く発信を続けていくことが一番大切な成功のポイントです。
この記事を読んだ人のビジネスが、SNS集客によってさらに発展することを願っています。