【具体例も紹介】SEOを意識した記事タイトルの付け方
ページのタイトルを適切につけることはSEO対策をする上で重要です。具体的には「検索順位」と「ユーザーのクリック率」に大きく影響を与えます。
しかしタイトルは、短い文章で様々な要素を考慮しなくてはならないため、苦手意識がある人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、タイトルの付け方の具体例も含め以下の3点について解説します。
- SEO対策に記事タイトルが重要な理由
- 記事タイトルの付け方ポイント
- 記事のジャンル別の記事タイトル事例
本記事を読むことで、短時間でSEOに効果のあるタイトルを書けるようになります。ぜひ最後までお読みください。
目次
SEO対策に記事タイトルが重要な理由
記事タイトルの役割は「サイトを訪れるユーザー」及び「検索エンジン」に対してページの内容を伝えることです。
サイトを訪れるユーザーにとっては、検索結果のページでまず目に入る情報となります。ここでページを見てみたいと思ってもらわなければなりません。そのため、ユーザーの興味を引くタイトルをつける必要があります。
また検索エンジンにとっては、タイトルはサイトを評価する上で特に重要な要素です。検索エンジンは、クローラーと呼ばれるロボットでサイトの情報を収集しています。タイトルは、このクローラーにサイトの内容を認識してもらうために重要なのです。
つまり冒頭でも説明したように、記事タイトルは「検索順位」と「ユーザーのクリック率」に大きく影響を与えるのです。
記事タイトルの付け方ポイント
記事タイトルの付け方を以下の5つのポイントで説明します。
- ポイント1.文字数は40字程度
- ポイント2.キーワードを盛り込む
- ポイント3.ユーザーの検索意図・メリットを盛り込む
- ポイント4.目につくユニークさをつける
- ポイント5.視認性を高める
ポイント1.文字数は30文字程度
タイトルは30字程度でつけます。Googleの検索結果の画面を見ると、表示されるタイトルの文字数は全角で28文字程度となっています。少なくとも、この範囲に必要な情報を盛り込む必要があります。
ポイント2.キーワードを盛り込む
タイトルには、狙っているキーワードをすべて盛り込みます。なるべく左側にキーワードを入れるといいと言われています。ユーザーの視点は、ページの下部に行くに従って、左側に偏っていくと言われています。つまり下位のタイトルの右側は視野に入らなくなるのです。
なるべくタイトルの頭に目立たせたいキーワードを入れるようにしましょう。
ポイント3.ユーザーの検索意図・メリットを盛り込む
ユーザーのクリック率を高めるためには、ユーザーの検索意図、メリットを盛り込む必要があります。ユーザーは、自分の疑問を解決するために検索をします。その回答がこのページに書かれていることを伝えなければいけません。
例えば、「AndroidとiPhoneどっちがいい?比較でわかる後悔しない選び方を徹底解説」というタイトルは、AndroidとIPhoneで迷っているユーザーの検索意図を汲んだタイトルです。
ユーザーが抱えている疑問をタイトルでズバリ指摘してあげる、そしてこのページにはその疑問を解決する答えが載っていますよとタイトルで伝えて上げるのです。
ポイント4.目につくユニークさをつける
検索結果の上位には、同じようなタイトルが並びがちなため、他のページと違うユニークなタイトルをつけることで、ユーザーのクリック率を高めることができます。
例えば「iPhone卒業しました!Androidスマホに乗り換えて見えてきたメリット・デメリット」というタイトルは、単純に「比較」「選び方」とだけ書くよりも、インパクトがあると感じませんか。
あまり煽りタイトルのようになってもマズイですが、他の記事とは違う特徴をキャッチーにタイトルに盛り込むことは効果絶大です。
ポイント5.視認性を高める
タイトルがある程度書けたら、最後に視認性を高める工夫をしましょう。視認性とは、見たときの確認のしやすさということです。
具体的には【2021年最新】【徹底比較】のように墨括弧で強調したいキーワード囲うことや、「まだそんなスマホ使ってるの?」のように発言を括弧で囲ってあげること。タイトルは句読点が使いにくいため「:」や「!」という記号を使って、文の区切りをわかりやすくしてあげるのもいいでしょう。
記事のジャンル別の記事タイトル事例
以下の3つジャンル別に記事タイトルの事例を具体的に紹介します。
- 疑問解決記事の場合
- 商品紹介記事の場合
- ノウハウ記事の場合
疑問解決記事の場合
サービスや商品の特徴などでユーザーが疑問に思ったことに答える記事の事例です。ここでは「格安SIMってなんで安いの?」「iPhone13のカメラはどこが変わったの?」の疑問に答える記事を考えてみます。
例1.キーワード「格安スマホ 安い理由」
「なぜ格安スマホは安いのか?メリット・デメリットも解説」
例2.キーワード「iPhone13 カメラ性能」
「iPhone13のカメラの性能が革命すぎる5つの理由」
例1は「なぜ~」とストレートな表現にユーザーの疑問を入れています。またユーザーは格安スマホへの買い替えを検討していることが想像できますので、格安スマホのメリット・デメリットについてもしっかり解説してすよ、というところまでタイトルに含めました。
例2は「~5つの理由」と疑問に対する理由をこちらもストレートな表現で入れています。「革命すぎる」というちょっと強めのフレーズも入れてみました。
商品紹介記事の場合
訴求したい商品を紹介する記事の事例です。「格安SIMを即日開通できるメリットで訴求したい」「iPhoneをストレージの容量に着目して訴求したい」という事例で考えてみます。
例1.キーワード「スマホ 即日開通」
【即日開通スマホ】買ったその場ですぐ使える機種を紹介」
例2.キーワード「iPhone 容量 おすすめ」
iPhone容量の悩みはこれで解決!最適なストレージの選び方を解説
例1は「即日開通」をとにかく強調するために墨括弧で囲いました。キーワード2つも冒頭に入れました。例2は「ユーザーの悩みを解決できる商品はこれですよ」ということを、「悩みを解決」という文で強調しています。
ユーザーは「自分の問題を解決できる商品はどれか?」という疑問を解決するために検索をしています。そのため「即日開通」という疑問のキーワードや、「こんな悩み解決できます」ということをストレートに伝えることが大事です。
ノウハウ記事の場合
ユーザーにノウハウを伝えるための記事の事例です。「スマホの料金を安くする方法」「スマホを長持ちさせるコツ」という事例で考えてみます。
例1.キーワード「スマホ 料金 安く」
【2021年最新】スマホが劇的に安くなる裏ワザ5選
例2.キーワード「スマホ 長持ち コツ」
【必見】スマホを長持ちさせることができる5つのコツ
例1は、スマホの料金は年々変化するため、この記事は最新の情報ですよということを伝えるために頭に【2021年最新】というキーワードを入れました。また、他ではわからない情報がこのページにあるということを伝えるため「裏ワザ5選」という言葉を使いました。
例2は、「~できる」というノウハウ記事の定番と言える書き方をしています。「~するだけでできる」「~できる方法○選」も使い勝手のいい書き方になります。
まとめ
本記事では、SEO上タイトルが大事な理由、タイトルのつけかたのポイント、具定例の3つを解説してきました。タイトルはプロのライターでも、苦慮するポイントです。
しかし記事タイトルは、SEO面、ユーザークリック率の面でもとても大事な要素となります。普段Webサイトを閲覧する際にちょっと意識して、ページのタイトルを見ていくと、よりよいタイトルをつけられるようになります。ぜひチャレンジしてみてください。